2016年12月28日水曜日

悔しさに向き合う

葛西紀明

悔しいと思いながら頑張る

なわとび『二重跳び』
毎日かかさないトレーニング
持久力を養う

『二重跳びができるようになろう!』

二重跳びの成功ではなく、ある気持ちと向き合って欲しい

負けない、悔しいという思いをもっともっと奮い立たせて、諦めない強い気持ちを持ってもらえればいい

悔しさを伝えるのは難しい

人それぞれ、どうやって悔しさを克服するか
自分の目標に向かって頑張っていけるかということ
やれないことを最後までやる
そういうチャレンジしていく気持ちが大事だと思う

リズムを掴むことによって二重跳びはできるようになる

達成したいといういらだちはないか?
絶対やりたい
負けたくない
やり遂げる

なわとびをやった意味
二重跳びができるようになったことは大事なんだけど、一番は悔しいっていう気持ちを持ってもらいたい

悔しい思いをして、目標を立てて、この人に勝とうとか、悔しさを見たかった

何度やってもできなくて諦めたこと
一輪車
将棋~勝ったことが少なく負けたことが多い
分数の計算
柔道~今まで試合で勝ったことがない
逆上がり

悔しさを持ち続けることは難しい

長野オリンピックで一番悔しい思いをしたからこそ今まで続けてこられたからと思う

目標を公言することで自分自身を追い込み努力する、それが悔しさを克服するひとつの方法

自分の目標を越えよう!

この悔しい気持ちを持ってこれからの長い人生に繋げてもらいたい

2016年12月25日日曜日

ビリギャルと野球



地上波初登場!

ビリから強い意思を持って努力し這い上がって、慶應大学を合格!
素晴らしいストーリーなんですが・・・

裏では弟の野球人生が今の現代背景に映ってしまいます。
父親と二人三脚でプロ野球選手を目指し、少年野球から順風満帆な野球生活を送っていました。

高校野球で壁にぶつかる。

努力してもどうしようもない葛藤。

子供と親の気持ちは正反対。

いままでの苦労は・・・

そして、途方に彷徨う・・・

自分もそういうことをしてしまう前に教えてもらいました。(笑)

せび親子で見て欲しいです。野球も心もバランスが大事。



2016年12月12日月曜日

心を合わせる


師走に入りチームも本格的なオフシーズンの練習内容に入りました。

「基本」

練習内容は野球の基本、体の使い方の基本です。
今ではなく先を見据えた技術を伝えています。


そんな時、思わぬ事件が起こりました。

このことがチームの成績と体質に大きく関わってそうです。


途中まで指導者が不在の練習。
監督からの指示で指導者が来るまでトレーニングの一環としてドッチボールかバスケ
等、自分たちで決めて行うこと。

私が練習場所に入った数秒後に違和感を感じました。
いつもと空気が違う。
周囲を見渡しました。

ドッチボールで体を動かしている傍ら、参加していない子供が2名。

数分後に終了させ、集合し、この状況の説明を聞きました。

1つ目はドッチボールの外野でうずくまっている子供。
理由を聞くと「ボールが来ないから面白くなく・・・」

気持ちは分からないでもないが、自分に対し信用・信頼がないからボールが
来ないのではないか?ゲームなんだから、失敗しても良いんだからもっと自分を
アピールしなさい!
野球では投手はそんな気持ちを考えて打ちやすい緩いボールなんて投げてくれないよ。

2つ目は協和問題です。
監督の指示を受けた子はその日、リーダーシップを取ってくれました。
色々考えてチームを良い方向へ導こうと努力しているのに、それに対し言うことを聞かず文句を言い、指示を聞かない子供たちが出てきました。

理由は「そのルールは面白くないから」

問題とするところは・・・
自分の好き勝手な事ばかり言っていること
他人の意見を受け入れないこと
嘘をついてまで自分を守ること
仲間意識がないこと
黙っていれば事は済むと思っていること
道義ルールを守らないこと

大人社会にもこんな人はいませんか?
野球を通じて選手に子供たちに何を伝えるのか?

大きな問題にしたいと思います。

チームが勝利に結びつかないこと・・・「メンバーがひとつになれなかった」
ことではないでしょうか?

やはり野球はチームスポーツ!

皆の気持ちが「ひとつ」にならないと勝てません。

野球は心なので。


今回の件で「心を合わせる」こと、技術なんかより一層厳しく指導したいと思います。
気持ちで試合に勝つ!

2016年11月27日日曜日

良い雰囲気の中で


今日の練習場所は小学校体育館
3時間選手の笑顔が絶えない練習でした。

アップはドッチボール約1時間
投げて、走って、指示してと
全員が集中して行えました。

野球の指導でよほどのことがない限り基本的に投げる指導はあまり行いません。
小さいころから遊びのなかで覚えるものだからです。
特に幼少期は頭で理解して投げることは難しいです。

ゲームでは個人の人間性が出る時間でした。
おとなしい子はドッチボールでもおとなしいし、遊びになるとこんなに声が出る子、様々です。
今回からボールを持った子が上級生にすぐ手渡しせず、最後まで投げることにしました。


SAQトレーニングで対戦形式の競争をし敗者がピコ太郎のPPAPを罰ゲームとして披露しているところです。クオリティの高い1発芸でした。


体育館にある教育目標
野球につながることばかり


野球を通じて人間形成をつくっていきます。

2016年11月20日日曜日

保健だより


体の大きさは、本人の食生活(たくさん肉・魚を食べる)や生活(9時には寝る)で大きく変わります。また、おじいちゃんおばあちゃん、親の体型も大きく関係します。

小学生4~6年に、タンパク質(肉、魚、卵)を、毎日たくさん食べることで大きくなります。

1年間の身長の伸びが3cm以上であることが健康に成長している目安です。


いくら現場で頑張ってもダメ。お家での生活がとても重要です。

2016年11月4日金曜日

神経鍛えて脱力し内旋をさせて極めよう vol.3

■外から内へ旋回

 投球やダッシュ、滑走など多くの動作には、共通する動きがあり、外から内方向への回旋がポイントです。

 わかりやすい例として、長年使われてきた水銀の体温計を振る動作が挙げられます。この場合、無理な力を入れず、手首のしなりを活用し、手関節を内旋させることに。

 投球では肩や肘、手首、股関節、膝などを上手に内旋させます。スケートでも股関節や両膝の内旋と踏ん張りが大切です。

 今回の話題をまとめますと、①神経トレ、②脱力、③内旋動作に。これらをうまく統合させると、スポーツパフォーマンスが向上します。身体は粘り腰に、心はさらりと気持ちよく、良き人生につながることでしょう。


2016年11月3日木曜日

神経鍛えて脱力し内旋をさせて極めよう vol.2

力を込めず脱力で

 今までの練習は力を込めるものが多いハズです。しかし、今後は変わります。太極拳やカンフーなど、非常にゆっくりした動作から始めますね。すると、最終的には全く脱力できているからこそ、目にも留まらぬ速さの動作が可能となるというワケです。これは、古武術にも通じる極意の技といえましょう。

 実は、スケートも同じです。常々はほとんど力まず自分の重心を感じつつ、ゆったりとした動作でトレーニングしています。



2016年8月24日水曜日

力を出すには


最近は指のケガで打者での出場機会が多い大谷選手。
とうとう中田翔の本塁打を抜かしてしまいました。

下の画像を見てどうしたら力が生まれるかを子供たちには考えて欲しい。


決して上半身の力だけでホームランを打っていないこと。

この下半身の形・・・パワーポジション
右足のカベ
左脚の回転
股関節同士の絞り

今の子供たちは遊びの中で鍛えられる脚力や柔軟性が劣っているため、どうしても踏ん張りが効きません。

耐え切れず力が逃げてしまっています。

つらい、きつい形ほど力が生まれるこの感覚を伝えていきたいと思います。

2016年8月17日水曜日

神経鍛えて脱力し内旋をさせて極めよう vol.1


医師 板東 浩 氏

走ったり、跳んだり、投げたり、滑ったりするとき、実は共通する動作があります。

筋トレより神経トレ
 以前、元野球選手で筋トレをやり過ぎて過剰なマッチョになり問題となったことが。種目が筋力のプロレスではなく、技術の野球なので鍛え方が違います。


 一方、大リーガーのイチロー選手は素晴らしい!無駄に筋肉を太くせず、怪我せず、スピードが全く落ちません。

 一般人や中高年者が行うスポーツで大切なのは、軽い負荷で楽に素早く動かすこと。幅跳びなら、短時間に踏み切ると、地面から大きなパワーが得られます。つまり、筋トレではなく神経トレを目指しましょう。

2016年5月9日月曜日

佐賀県の取り組み


県内初!週3回、2時間以内に。

 過熱化が問題視されている少年スポーツを抑制しようと、佐賀県の佐賀市教育委員会は新年度から、練習場所となる市内の学校施設の利用回数を1団体当たり週3回、1回2時間以内に制限する。

 小学生が所属するスポーツクラブのあり方について協議していた検討委員会(15人、渡瀬浩介委員長)から1日に提言を受け、東島正明教育長が方針を示した。過熱化抑制のため、学校施設の利用を制限するのは県内で初めて。

 市が昨年7月、学校施設を利用する市内全150団体に調査したところ、週4回以上練習しているクラブは54.9%に上っていた。06年度に「練習は週3回以内」とする指針を示していたが、現場に浸透していない現状が判明した。教育・医療分野、スポーツ団体、PTAなどの関係者で構成する検討委が5回の会議を開いて提言をまとめた。

 提言は、学校施設の利用制限のほか、指導者と保護者がコミュニケーションを取る連絡会や市教委内に相談窓口を設置することを求めた。指導者、保護者会代表が年1回以上、スポーツ研修会・講習会に参加したり、指導者資格の取得も促している。

 利用制限では、土日祝日の利用も含めて「1団体週3回まで。1回2時間以内」を徹底する。利用日数、時間を守らない団体は、施設利用を許可しないなどペナルティーの対象となる。

 学校施設の利用は年度末の2~3月にかけ各校で関係者が学校側と年間計画を調整する。この会議の場で、学校側が新たな市教委の方針を説明、理解を求める。

 小学生のスポーツをめぐっては、市PTA協議会から「指導の過熱化」「勝利至上主義」を問題視する意見が寄せられている。学校現場からも、土日に試合が多い月曜に保健室を利用する子どもが多いことや、授業中の居眠り、宿題をしないなどの報告がある。


 渡瀬委員長は「市の指針が実践されておらず、提言は実践するための具体策も盛り込んだ。実効性のある意識啓発をしてほしい」と注文した。提言を受けた東島教育長は「今までになく踏み込んだ内容になっている。子どもの健全育成のためのスポーツであり、提言をしっかり受け止めて実践したい」と述べた。

2016年5月5日木曜日

2016GW

久し振りのGW野球観戦
VS 福岡ソフトバンク戦でした。

試合前にはファイターズガール2年目で息子の
友人の畠山茉央ちゃんに会いました。

実はカノジョ、以前は北見市に住んでいたんですよ。
小学生の頃からファイターズガールになることを
夢見て・・・それが現実に。
昨日今日とまおちゃんと一緒に応援しましたよ。
頑張っている姿、自分も見習わないと。

札幌ドームに行った際はまおちゃんの応援も
よろしくお願いします。


どさくさに紛れて記念撮影してもらいました。
次回は息子と一緒にかな。




熱烈応援シートなかなか良いですよ♪


このGW野球観戦は再会の場でした。

昨日は東相内中PTA役員の時、講演に来て下さった武野先生。
GW中も専属選手へのサポートで札幌に来ており
少しの時間でしたが談笑することができました。

観戦後の地下鉄で中学校指導時代の子にも再会しました。
すっかり高校を卒業してたの忘れてた。
聞けば良かった。残念。
進路は札幌なんだろうな。

今日はGLAYの曲も聞けてサイコーな日でした。
ファイターズが勝てばもっと良かったんだけど。

2016年4月30日土曜日

2016年4月19日火曜日

動体視力


今日の夕刊の記事。

プロ野球審判員の話。
プロになったばかりの審判員でさえキャンプでのブルペンは恐怖で目をつぶってしまう。

とらえる動体視力や慣れのレベルが低いからのようです。

キャンプインからシーズン終了まで、ほぼ毎日のように剛速球や鋭い変化球を見続け、間一髪のクロスプレーを裁いている。
必然的に毎日が動体視力アップのための練習にもなっているわけです。

それ以外にもいろいろな鍛え方を試したそうです。
・運転中にすれ違う車のナンバーを瞬時に読み取る。
・人差し指を前後に大きく動かして、目の焦点を合わせ続ける。
・特殊な器具を購入し、頭を動かさずに眼球だけを動かす。

自分も幼い頃すれ違うナンバーを見ては引き算をしていた記憶があります。
少しは自然に鍛えられていたのかなと思った記事でした。



2016年2月27日土曜日

教え子の進路

見ていた方も多いかと思いますが携わった選手の一人です。
一つ上の階段に登り元気に頑張って欲しいと思います。

2016年2月5日金曜日

チームの終着点

3回目の座学を3日に行いました。
映像は強肩とバットコントロールについて。

人間古来から投げるという狩猟はないそうです。
アメリカは肩を消しゴム同様に消耗品という扱いです。
使えば使うほど無くなっていく。

これは私の理論ですが・・・
人それぞれに生まれつき地肩は決まっていると思います。
しかし成長段階でフォームが固まりインナーマッスルを刺激し、筋力を付けて
行くなかでスピードとコントロールが付いていくと考えます。

子供たちには今、筋力を付ける訳にはいかないのでまずはインナーマッスルと
フォームに重点を置きたいと思います。
フォームに関しては回転とステップの重要性を伝えました。



バットコントロールについてですが目は外部からの情報を80%占めるようです。
必ず投手からのボールは万有引力に基づき落ちます。
マンガのように科学的にボールが浮くことはありません。
錯覚です。
落ちる高さが少ないほどこの錯覚に陥ります。
バットコントロールを身に付けるには実打練習で経験を積み脳に覚えさせることだと思います。


後半は学年とチームのそれぞれの目標を決めてもらいました。

指導者に就任してから個人の目標があったとしてもチームとしてどうしたいか、
個人の考えがバラバラでしたのでこれでは同じ方向を向いていたとしても
途中で道が枝分かれしていく危険が存在していると感じていました。

学年ごとに分かれ2つの目標を考えてもらいました。

4年生
学年の目標・・・秋山杯を優勝する
チームの目標・・・野球で勝って全国に行く

5年生
学年の目標・・・3年生と2年生をまとめる
          (4年生は2名しかいないので試合を協力して臨むから)
チームの目標・・・全国大会に出る

6年生
学年の目標・・・点差を付けられても諦めず頑張って勝つ
チームの目標・・・練習の取り組みを改めて努力して
           全道に行けるようにチームワークを良くする

協議の結果・・・



今年のチーム目標は・・・
「練習の取り組みを改めて努力して全国大会に
絶対出て優勝するためにチームワークを良くする」
に決まりました。

指導者に父兄に野球をやらされたらいけません。
野球をやるのは子供たち。

『答えは自分が持っている』

2016年2月1日月曜日

本音


オフ2回目の座学を1月26日に行いました。
前回に引き続きすぽると!1/100の視聴。
今回はパワーヒッター、走塁、変化球でした。


それぞれのテーマを終えて指導者から補足説明をしてます。
映像を見らがらメモを取っている選手を見ると意識の高さを感じます。

野球で一番難しいと言われている走塁は判断力が大切です。
プロの選手の言葉を少しでも理解してくれたら嬉しいですね。



後半は選手たちに問いかけを行いました。
内容は個人に嫌いなというよりは苦手な練習を上げてもらい、それをグループで
どうしてその練習が嫌いで苦手か考えてもらい発表してもらいました。
なかなかの本音です(笑)


子供たちが嫌いや苦手になった理由は練習や試合に対して結果が伴わず
常に失敗したらどうしようと思っているからです。

残念ながらボールを怖がっている選手が何人もいます。
恐怖心を取り除けていないなかでスピードボールの練習をさせらていたんでしょう。
この現象は1年で、数年で、もしかしたら一生克服出来ない可能も秘めてます。

大人からの叱責や怒号、否定が彼らを追い詰めています。
子供も父兄も指導者も勝利に向かっているはずなのに・・・
どこかでズレてしまっている。
これが昨年まで勝てない原因の一つと考えています。

練習でしていないプレーを求めてはいけません。
1回教えてもダメです。
出来るまでとことん付き合わないと。
指導者は忍耐力が必要です。

2016年1月12日火曜日

オコエ瑠偉のルーツ

出身チーム、東村山シニア
チームの伝統の食事

お弁当1人前は1.2kgの特大サイズ
米だけで2合以上
(1年生は800gでOK)

渡辺監督は「食べて体を作るということが基本なので7~8年前から選手たちに伝えてる」とのこと。

またグローブもチームで統一されており中学3年間は練習や試合でミニグローブを使い、グローブに頼らずしっかりと追いつき捕球することで守備力UPを図っているとのこと。

2016年1月2日土曜日

少年野球の実態


多くの少年野球に携わる皆様に
届きますように・・・

プロの投手が、必ずしも小学生から
活躍しているわけではない理由

1.投げ過ぎによる損傷

今、小学生で投手で活躍している選手やその関係者には
ぜひ知っておいて欲しいことがあります。

「小学生の時はすごかったけど、高校でヒジを痛めて野球を断念した」

よくある話ですが、もしかしたら痛めた原因が
小学生の時にあるかもしれないのです。

近年、多くの整形外科の先生方が、
小学生の野球ヒジに関して警鐘を鳴らしていらっしゃいます。

全国的にも野球ヒジの集団検診や、
講習会などが開かれるケースが増えてきています。

しかし、まだまだそうした取り組みは、
ほんのごく一部の地域、チームに限られているのが現状です。

真に強いチームほど、障がい予防に対する意識は高いようですが、
その一方で一人のエースに頼り、
連戦連投で勝ち進むチームもまだまだ多数存在しています。

問題なのは、小学生はまだ成長の途中のため、
その時点のわずかなヒジの異変でも、
その後ずれた状態で成長することによって、
将来重大な問題になってしまう可能性があるらしいのです。

●参照ページ

http://mft.jp/condition_elbow_junior.htm (PCページ)

http://mft.jp/sp/condition_elbow_junior.htm (スマートフォン)

小学生を酷使して勝っている指導者は、
選手の将来の芽を摘んでいることに気づかず、
単に高校でヒジを痛めたとしか思っていないことでしょう。
小学生は「野球の楽しさ」を知り、
「野球の基本やチームメイトと助け合う」ことを学び、
勝ち負けはまだ二の次でいいのでは、と言うと、
それでは甘いと言う声が返ってきます。

しかし、400~500の小学校から年に一人しか出ないくらい
希少価値のプロの投手の、95%が大きな大会に出ておらず、
さらに、3割がチームのエースではないという現実があります。

整形外科の先生で
「プロになる選手は、あまりに力がありすぎるために、
小学生の時は軽く投げて勝てたから
たまたまヒジを痛めなかったのではないか?」
という仮説を仰った方がいらっしゃいました。

実際には、障がいに意識の高いチームにいたとか、
補欠や他のポジションだったとか、
弱いチームで試合が少なかったとか、
それぞれに様々な事情はあるでしょうが、
小学生の時にたまたまヒジを痛めなかった才能のある選手が
プロの投手になっていると言ってもいいようです。

現在、大活躍している小学生の投手は、
ヒジに少しでも違和感を感じたら、
無理せずに野球ヒジの専門医の診断を受け、
試合よりも治療を優先することをお勧めします。

なぜなら、小学生で大活躍したからといって
プロになれる確率が上がるわけではないのですから…

MFT(http://mft.jp/)
メールマガジンより抜粋