2014年10月21日火曜日

恐怖が教えてくれるもの

三浦豪太
登山家、モーグルオリンピック選手

「恐怖」
何が怖い?

怖いことは色々ある。

怖さっていうのは何だろう。
何かこれからやろうとかしようと思った時にそれをへし折られるのはこの恐怖。

一番怖いのは怖さが遠退くこと。どんどん進行していくと怖いことすらなくなる。
「適正な怖さの反応」を持ち続けないとただの無謀になってしまう。

恐怖にどう向き合えばいいか考え続けた。

どうやったらこの恐怖を克服するのか。でもそれを克服するには実はもう一度それに向き合わなければならない。

「自分から向き合う意志の力」

「自らの身体で恐怖を克服する方法」

「どう怖さと付き合うか」
まずは怖さから目を背けず自分が一体何に怖がっているのかを考える。恐怖を克服する第一歩。

頭が拒否するものは絶対体が動かない。
一番重要なのは自分から飛ぶ

最初は自分から踏み切れない。反対に自分から踏み切れないのは危険。

怖いなかでも自分から主導権を握って越えなきゃいけない。

恐怖って面白くて。
怖い後に出来たとき達成感がある。反対に巻き込まれたらずっと怖いまま。
でも自分から主導権を持ってそれを越えると達成感と喜びがある。

恐怖に向き合い、自分の心と体をコントロールする。

怖いものを怖いものとしているのではなく、自分から踏み切ることによってその子たちの一生の宝にできる。彼らがこれから本当に自分がやりたいものに対して勇気を持てる意志の力を持てるそのための1つのきっかけになってくれたらそれはとても意味がある。

どんな場面でも自分から積極的にその怖さと相対する時には自分が主導権を握る。自分が主導権を握ることによってその怖さをコントロールすることが出来る。無くすことはできない、コントロールすることは出来ます。怖さをむやみに恐れない。必ずその怖さは自分の助けになってくれる。

これから中学校に入る高校に入るその後社会に出る。そういったときに1回1回めんどくさいと思う。怖いと思う。でもそれはやってみないと分からないし、やってるうちに自分で主導権を握れるように積極的に入っていけばそれすらも楽しくなる。

緊張こそが皆がこれからやる、やりたいっていう能力を最大限に引き上げてくれる。あるいは怖さがあるからこそ勉強もする。怖さがあるからこそトレーニングもする。怖さっていうのは自分の目の前にある先生と思うこと。

2014年10月3日金曜日

書籍

高校生の息子へプレゼント。
これで活躍出来る一役になれば幸い。
そんなに上手くは行かないだろうが知らないより知っている方が得策でしょう。