2012年12月31日月曜日

2012を振り返って

年賀状に追われなかなか更新出来ずにいました。

今年も選手のおかげで貴重な体験をすることが出来ました。

春季中学校全国大会
夏の中体連全道大会
サマーキャンプ
秋の中学校全道大会

来年湧別中を倒し全道、全国とチームを導くためには今の現状では難しいでしょう。

なので先日選手と指導者でミーティングを行い、かねてから考えていた体幹トレーニング、SAQを実践し正しい体の使い方と爆発的なパワーを付けるための練習を冬期間行うことになりました。

怪我や故障がなくしかもチームが勝ってしまうそんな理想の形を目指し高校野球で華が咲くように指導していきます

2012年12月21日金曜日

揃ったぁ~


9月から始まっていたプロ野球助っ人フィギュア。
クロマティだけが手に入らなくて…


先日コンビニでクロマティと運命の出会い。
やっと全種類揃いました。


ブライアント何かリアル過ぎるな

2012年12月12日水曜日

"探求〟野球道を考える 第5回-4

私が実践する指導の4本柱   桑田真澄氏

今、コーチにも問われるセルフコントロール能力

最後のポイントは忍耐力です。

 野球選手が成長するのは、やらされる練習ではなく、自ら主体的に練習している時です。コーチにはチームがそうした雰囲気になるように促してほしいのですが、そこでさらに大事なのは練習を止める勇気です。なぜなら彼らのこころと身体は成長期にあるからです。みなさん御存じだと思いますが、練習中は筋肉が破壊されます。そのうえで超回復を促して競技力を高めるためには、タイミングのよい食事と十分な休息が不可欠なのです。

 こうした考え方は、わかっていてもなかなか実践できないでしょう。大事な試合が近づくほど、選手のことがかわいいほどコーチも熱くなる気持ちはよくわかります。実はそういう気持ちになることは、僕自身にもあります。でも日本の野球界の将来を支える若い選手を育てるため、コーチのみなさんには強い忍耐力でぐっとこらえてほしいと思います。

 4つのポイントからおわかりの通り、自分をコントロールする能力は選手のみならずコーチのみなさんにも問われるのです。試合の状況を読む分析力と相手を先読みする洞察力をもとにして戦略を立て、そして実行する。試合の後で振り返って、次のゲームに活かす。

 勝負所では根性と気合も大事だが、それだけでは上手くならないし、試合に勝つことはできません。コーチも選手もこうした好循環を回すことができたらチームは強くなるし、若い選手が社会に出た時にあらゆる状況で活躍できる人材が育ちます。つまり、コーチのみなさんが意識改革を実践して新たな指導方法を確立することこそ、いまアマチュア野球界が求められている人材育成の第一歩なのです。

"探求〟野球道を考える 第5回-3

私が実践する指導の4本柱   桑田真澄氏

今、コーチにも問われるセルフコントロール能力

第三のポイントは失敗することを認めたうえで、チャレンジ精神を奨励する雰囲気作りです。アマチュア野球の現場でよく目にするのは「積極的にプレーしろ」と言いつつ、失敗すると「何をしているんだ!」と罵声を浴びせるコーチの姿です。こうしたジレンマに立たせるほど、若い選手は思考停止に陥ります。少し頭のいい選手だったらコーチの指示を聞いているフリをして、内心は大人をバカにする習慣が身に付くでしょう。

 僕もアマチュア時代から長年こうした指導を受け続けてきましたが、プロで23年間プレーした経験から導き出されたのは、「野球とは失敗するスポーツである」という教訓です。僕は投手として173勝することができましたが、その裏にはたくさんの敗戦がありました。本塁打をたくさん打つ選手は、三振もたくさんしています。野球選手だったらエラーしたことがない選手、三振したことのない選手はいません。そして「もう三振したくない」「同じようなエラーをしたくない」と思っていても、次にまた同じ失敗を繰り返すのが野球というスポーツなのです。

  もちろん僕のチームでもシートノックの最後は、全員ノーエラーで選手にプレッシャーをかけます。でも選手を育てるうえで大切なのはメリハリです。エラーしてもよいから「ここだけ気をつける」という練習をする。「三振してもよいから思い切り振ってこい」と送り出す。野球は失敗するスポーツである以上、失敗をしても起き上がる大切さを教えることがよいコーチの条件だと思います。

 

                      田中賢介 沖縄春季キャンプ

2012年12月7日金曜日

"探求〟野球道を考える 第5回-2

私が実践する指導の4本柱   桑田真澄氏

今、コーチにも問われるセルフコントロール能力

第二のポイントは試合で活きる練習、試合に勝つ確率が高まる練習の実践です。たとえば守備練習をしていて「正面で捕れ」「両手で捕れ」と指導しているコーチが未だに多いと感じます。その根底には練習の目的の一つに「精神の鍛練」があり、身体の横でゴロを捕ったり片手でフライを捕ったりするのは横着あるいはスタンドプレーという発想があるのだと思います。

 しかしながら、ここで守備の目的という根本的な問題に立ち返ってみましょう。野球というスポーツで、守備の目的は「アウトの捕ること」にあります。しかも試合では横のゴロをさばいたり、走りながらフライを片手でキャッチしてすぐに返球しなければならないケースもあります。つまり、試合に備えるために練習するという発想に立つと、普段からバックハンドや片手捕りの練習もしておくことでこそ、次の試合で勝利する確率が高まるのです。




 僕がメジャーの春季キャンプに参加した際、早出の守備練習ではコーチが手で転がしたゴロの対して、若手選手からレギュラー選手までがバックハンドで捕って素早く送球動作に移る練習をしていました。

 もちろんアマチュア選手の場合、練習当初は動作がぎこちないためエラーが続く恐れもあるでしょう。しかし、この練習を繰り返すことでハンドリングや足の運びのリズムが良くなって、実は一番難しい正面のゴロよりも上手にあわせることができるようになるのです。

 合理的、効率的に選手の競技力を高めて試合に勝つためには過度な精神性の追求は控える。そして試合で起きうるプレーを客観的に分析したうえで、そのプレーを繰り返し練習することが近道だと言えるでしょう。

"探求〟野球道を考える 第5回-1

私が実践する指導の4本柱   桑田真澄氏

今、コーチにも問われるセルフコントロール能力

今回は、アマチュア野球界における新しい指導法のすすめについてお伝えしたいと思います。

 これまで連載で書いてきたとおり、日本の野球界では武士道精神に基づいた「誤解された野球道
」の指導理念が浸透していました。その結果、コーチは練習の「量」の重視、精神の鍛練、絶対服従という方針をいわば野球界の常識として貫いてきました。

 もちろん、こうした指導理念を長年にわたって継承してきたことで、ほぼすべての日本人選手が「あいさつや道具を大事にする姿勢」や反復練習を繰り返すことによる「基本プレーや連係プレーのレベルの高さ」など、世界に誇るべきスキルを備えているのはまぎれもない事実です。

  しかしながら、その裏側で故障者の続出、自ら考えて自律的に行動する姿勢の欠如、体罰やイジメなどの事件が繰り返し起きている実情は「誤解された野球道」の弊害にほかなりません。

 そして何より、23年間プロの世界でプレーしてきた僕が最も疑問に思うのは、従来の指導理念は現在の野球界を取り巻く環境にマッチしていないし、そもそも野球というスポーツの本質から少しずれているいること。その結果、若い選手が無限のポテンシャルを開花させる可能性を指導者自身が阻害しているという現実です。

 僕が指導の現場で感じていることは山ほどあるのですが、この場では常に日頃から心がけている4つのポイントに絞ってお伝えしたいと思います。

 第一のポイントは、技術指導をするうえで野球界の従来の常識を疑う姿勢です。たとえば打撃で「上から叩け」というアドバイスが聞かれますが、果たしてこの指導法は正しいのでしょうか。投手の僕からしたら、上から叩くだけのメカニック(身体動作)ほど打ち取りやすい打者いません。なぜならスイングと投球の軌道が一致するポイントが極めて狭いからです。この打ち方が普及した日本人の体格が恵まれず、またグラウンドも整備されていなかった戦前にイレギュラーヒットを狙うためだったと言われています。また上から叩く素振りを繰り返していた王貞治さんは「極端なアッパースイングのクセを修正するためにダウンスイングで練習していたが、試合ではレベルスイングからアッパースイングをしていた」と話されています。






 投球に関して、投手が野手と異なるのはマウンドという傾斜を利用して投げる点にあります。すなわち、マウンドに対応して傾斜を利用できることがよい投手の条件なのです。それでは投手はどのようなメカニックで投げることが理にかなっているのでしょうか。


 平地と急な下り坂では歩く時でさえ体重のかけかたが違うように、そのポイントは重心の置き方にあります。乗馬で下り坂を降りる時、騎手は体重を後ろにかけるように教わります。投手も前足をあげてから体重を移動する際に右肩を一度落として、体重を後ろに残しながら前足を着地させることが効率的なメカニックなのです。

 昔は選手の身体動作を映像で残すことができなかったため、野球界では一流選手の感覚に頼った技術論が「常識」として伝承されてきました。しかし、現在は少年野球ですら選手のメカニックをビデオ録画して繰り返し見ることができます。従ってこれからの時代は身体動作の「感覚」と「実際の動き」を検証しながら、両者のギャップが限りなく少ない「言葉」を選び出して指導の現場で活かす工夫が必要だといえるでしょう。

2012年11月20日火曜日

メンタル・コーチング⑥


モノマネは大切な参考書


 子どもにとって最良の参考書。それは、あこがれのアスリートです。
 「あの選手はかっこいいな」「あんなプレーをしてみたいな」……。
 単純なようですが、この憧憬が一流選手への入り口なのです。

 だからこそ、この時期に親として絶対に言ってはならない言葉があります。
それは「無理だよ」「まだ早いよ」というような言葉。子どもが自由な発想で、目標を掲げているのにもかかわらず、大人の価値観と距離感で、この子どもの目標をつぶしてしまっていることが、実はとても多いのです。

 「よし、だったら同じようにできるようにマネしてみようよ」「そうだ、かっこよくなってきたぞ」

 むしろこう言ってあげてください。
 スポーツ好きな子どもにとって、最良の教師である一流のアスリートの動作をみて、子どもはテレビの前で体を動かしたり、公園で実践しようとするでしょう。身のまわりにボールなんかあると、それを投げたり、蹴ったりしてきます。親としては、それに付き合ってあげるだけでよいのです。

 その中で、ボールの扱い方や体の動かし方を自然に学んでいくことでしょう。
子どもがやるマネごとこそ、学びへの第一歩なのです。これは、勉強でも同じです。

 子どものあこがれがたわいもないと感じる部分もあるでしょう。マネしている動作に不要な指導をしてしまいたいかもしれません。でも、ここで大切なことは、自分の子どもの潜在能力を信じてあげることなのです。だからこそ、身勝手な大人の先入観で決めつけをしてはいけないのです

あこがれのアスリートが夢への入り口

メンタル・コーチング⑤


 間違った指導法は違う競技でも行ってしまっていることはないでしょうか?

 もちろん私もその一人でした。

 その事で松井秀喜氏も幼少期に同じ経験をされています。
 もしかしたらもう少しで名選手が誕生しないところでした。


 体格が一際大きかったため、根上町立浜小学校1年生の時に3年生以上で構成される軟式野球チーム「根上少年野球クラブ」に特別に入団させてもらったが、まだ幼すぎて監督の指示などが理解できず、一旦野球をやめてしまった。4年生の時に父から再入団を勧められるが、幼少時のショックは大きく、拒否している。


メンタル・コーチング④

誰もがやっている、間違いだらけの指導法②


 何か新しいことに挑戦するときは、誰だってうまくできないものです。そのできなかった体験が引き金となり、子どもは負のスパイラルへと陥ってしまうのです。それを、先ほどバッティング・センターで熱心指導した親を例にしていうと、こういうことになります。

子ども 「うまくできないよ~」
親    「ほら、もっと腰をまわすんだよ」「体を開くな」 間違った指導をする
子ども 「だから、できないよ~」 さらにうまくできない
親    「何をやっているんだ!」 それを叱責する
子ども 「もう、いいや」 やりたくなくなる、自然と苦手意識が生まれる

 こうして、最初は楽しいはずだったバッティング・センターでの練習も、つまらないどころか、子どもの苦手意識を増長させてしまうのです。それでは、どのようにすれば、その苦手意識を克服できるのでしょうか。
 それは、とても簡単なことです。子どもに、たくさんの成功体験を植え付けてやればいいのです。

子ども 「うまくできないよ~」 でも、たまにうまくいっている
親    「さっきよりうまくできているよ」 うまくいったときを、ほめてあげる
子ども 「こんな感じかな?」 ほめられたときのイメージでやってみる
親    「うん、うん。その調子だぞ」 さらにほめてあげる
子ども 「すごく、楽しいね」 またほめられたので、さらにやりたくなる

 親がやるべきことは、小さな成功や成長を見つけ、ほめてやることだけです。子どもにとっては、これがかけがえのない成功体験となるのですから。


叱責の数だけ苦手意識が生まれる




 

2012年11月19日月曜日

メンタル・コーチング③

誰もがやっている、間違いだらけの指導法①


 どのようにすれば、子どもが自分自身で適正な目標を見出すことができるのでしょうか。

 実は、そのすべてのヒントは、子どもの意思の中に隠されているのです。

 たとえばこんな話があります。バッティング・センターで打つ練習をしている2人の小学生。

 一人は、親がネット裏から熱心指導をしていて、「ほら、もっと腰をまわすんだよ」とか、「体を開くな」などと指導されています。この場合、この親の指導方法は、その根底から間違っているといえるでしょう。大人だって、腰をまわしながら体を開かない、そんな器用な芸当ができるわけがないからです。 
 これは、はるか昔に自分が受けた間違った指導法をそのまま言っているだけなのです。

 子どもは、親に言われたとおりにやろうとしますから、その指導方法が相反するものであることに気付かずに、一生懸命に親に言われたことを守ろうとします。その結果、体の使い方自体がおかしくなるのです。

 そしてもう一人の親は、ネット裏から見ているものの、教えるより小さな成功をほめる親です。この場合、子どもは好きなプロ野球選手の打撃フォームをマネしながら、ただバットを当てるという感覚で打っていきます。そしてもっと上手に打ちたいと工夫していくのです。親が教えることは、基本的な技術とタイミングのことだけですから、基本的には自由奔放に打っていくでしょう。

 この2人の子ども。まったく同じ球数を打っていたのに、終わった後の反応は、とても対照的になるでしょう。半べそかいて「もうやりたくないよ」と言ってケージから出てくる子どもと、「もう1回やっていい」と言って笑顔でケージから出てくる子ども。無論、前者が熱血指導を受けた子ども、そして後者が自由にやりたいように練習した子どもなのです。

熱心指導が子どものヤル気を奪う

すべてのヒントは、子どもの意思の中に隠されている!



2012年11月18日日曜日

巨人軍最強伝説~四番打者~


先日巨人軍四番打者の伝説を語る番組がありました。
自分が小学生の頃は所属する少年野球チームのユニフォームが似ていて野球中継といえば巨人戦しかなかった時代なので巨人という球団にはとても愛着があったことを思い出します。

番組では以下の有名な名選手の苦労や挫折そして栄光について放送されました。

長嶋茂雄(ミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球)

王貞治(世界の王)

原辰徳(若大将)

松井秀喜(ゴジラ)


 中でも今回は自分が生まれる1年前1974年38歳で引退し『我が巨人軍は永久に不滅です』という名言を残した長嶋茂雄氏と王貞治氏について。

 長嶋氏は番組の中で『現役をあと2年やりたかった』と言っています。そこには『自分との戦いこそが原点』という考え方があったようです。体力も衰え昔のように思い通りにパフォーマンス出来ないからこそ野球に対して真摯に向き合える時だったかもしれません。

 現役時代は『球の中にあるコルクの芯、見えない芯を打っていた』とのこと実に奥深い。


 王貞治氏は言わずと知れた公式戦本塁打868本を放ったホームランアーティスト。
引退の年は打率は悪かったが何と30本塁打も打っていた。
王氏は『ボールを乗せる打ち方』をしていたそうです。

 今までの自分には昔の選手のような印象があり現代野球とは技術や体力では差がありすぎる思っていましたが、その打撃の感覚を聞いてみるととても研ぎ澄まされていることを感じました。
 
 

2012年11月14日水曜日

メンタル・コーチング②

指導の前に

コーチングとは?

 コーチングとは、自己表現のために行われる手法で、「その人が行きたいところに連れて行ってあげる」といった意味の言葉。
ティーチングとは、「やり方がわからないその人に、そのやり方を教えてあげる」といった意味の言葉です。

 解決方法を、単純に教え込ませるティーチングに対して、コーチングというものは、解決したいと思うその人の意思を最大限に反映した手法です。このようなことから、コーチングとは右脳的な指導法であり、ティーチングとは左脳的な指導法であるといえるでしょう。
 つまりコーチングとは、その人が本来もっている能力や可能性を、最大限発揮するための答えを見つけ出すための対話なのです。




 コーチングには、つぎの3つのステップがあると考えられています。

●コーチングの3つのステップ
ステップ1:差し迫った目先の問題を解消するための準備
ステップ2:自らで能力を理解し、目標を設定する
ステップ3:目標に対する意欲と情熱に従って、ゴールへと向かう

 この3つのステップの中でも、特に大切だといわれるのが、ステップ1とステップ2です。
 ステップ1は、その人の目先に何か問題があるとすれば、その問題を整えるサポートをする段階。
 そして、ステップ2は、その人が自分のもてる能力を理解し、それに見合った適正な目標を、自発的に立てていってもらう段階だといえるからです。

 もし、そこ疑問をもったなら、大人は子どもに対して、おそらく無理だろうと、勝手に決め付けてしまっているだけです。

 「子どもだから自分の能力に気付けない」「子どもだから目標を立てることは難しい」、これは完全なる親の勝手な思い込みなのです。

 子どもは、自分でこうだと決めた目標には、わき目も振らず突っ走ります。そして、そのエネルギーとなるのが「好きだ」「楽しい」「やりたくて仕方がない」なのです。

 親や指導者は、この感情をうまくサポートするすることが必要です。

メンタル・コーチング①

「大好き」「楽しくて仕方がない」から、すべては始まる


 時間を忘れて没頭している状態です。極めて高い集中力を発揮しているといわれているのです。
これをスポーツの世界でいえば、「ゾーンに入っている」と表現される。この状態こそ、子ども遊びの時間といえるのではないでしょうか。

 遊びから得られる満足感や達成感は、次への高い意欲につながっていきます。それが高い目標
につながり、その目標達成のために計画を立て、創意工夫し、あらゆる努力を惜しまなくなっていきます。

 さらに、そこに親のひと言があったらどうでしょうか。

 ただでさえ楽しいのに、それを一緒によろこんでくれる大人がいる
指導してくれる人がいる。

 すべてが楽しくて、成長を体感し、すべてが新鮮に感じられて、もっともっとやりたいと思うようになる。子どものときのこの感覚は、まさしく常に「ゾーンに入っている」状態にほかならないのです。

 どの分野であれ、大きな成功を収める秘訣は「大好きだ」「楽しくて仕方ない」と心の底から思えることの連続なのです。

「成功」への不変の法則=「大好きだ」「楽しくて仕方ない」という状態

近年、子どもたちが時間を忘れかけまわっているのを見かけることがほとんどなくなりました。それとともに運動能力の低下も問題視されているのが現状です。

 子どもがスポーツを好きになる、そのなかで達成感や精神力、チームワークを学ぶ。さらにヒーロー、ヒロインになり、一流アスリートにあこがれる。この過程の出発点は、まさに子どもの頃の遊びであり、大きな成長のもととなるのは、さきほど申し上げたゾーンの突入なのです。

 それが健康な身体と、打たれ強い精神力を築き上げていくのです。

 子どもが一流のアスリートになど、なかなかなれるものではありません。しかし、そのための準備や健康な身体、精神力は親のサポートで十分に達成できるでしょう。

 子どものもっている無限の可能性を開花させるきっかけとなれば。

2012年10月31日水曜日

2012年10月21日日曜日

残念!禁煙場所で父母らが吸う

このタイトルは『経済の伝書鳩』平成24年9月29日(土)に掲載された記事の見出しです。

記事を思い出される方はいらっしゃりますか?
おそらくいないでしょう。

記事の内容は禁煙場所の市営球場の通路で高校野球の応援に来ていた父母が喫煙し施設管理者に注意されたそうです。そしてブツブツ言いながら、その場を立ち去ったようです。

球場内は禁煙ですとアナウンスも流れる。スタンドもトイレも禁煙で、屋外に1カ所だけ灰皿を置いている。しかし違反者は応援の合間を縫い、通路で急ぎ一服する。通路の端にはタバコとライターが置かれたままだ。

球児達は頑張っているのに…
21世紀枠候補の推薦にも値しない行動。

スタンドには小・中学生も訪れ、大人の行動を見ている。少なくとも、校名入りの同じTシャツを着た父母らは率先して辞めるべきだ。

という内容です。

自分も以前『たばこの問題』のタイトルで書いたことがあります。
当時少年野球の指導者をしていた頃、取り組ませて頂きました。
かなりけむたがわれましたが。

最近聞いた話によるとせっかくの取り組みは続いておらず学校敷地内構わずぷかぷかのこと。
自分のえりを正さず子供たちに結果ばかり求めたがる大人たち

グランドにタバコや煙が…野球に何の効果があるのか。
吸っている方はぜひ考えてもらいたい。

野球に対する選手の意識の高さが求められています。
指導者や父兄を含めた地域の人間が考えないと野球で何を学ばせることできる?




2012年10月19日金曜日

当選(〃^¬^〃)



公益社団法人 全国野球振興会 日本プロ野球OBクラブのHPリニューアル記念プレゼントに応募したらナント~DVDボックス『我が英雄』が当たりました。

応募プレゼントは…

☆日本プロ野球OBクラブ・オリジナルグラブ(旧ロゴ入り)   3名
★プロ野球OBクラブ会員 直筆サインボール   10名
☆昭和・プロ野球名選手列伝「我が英雄」(DVD8巻セット)   10名
★公益社団法人全国野球振興会ロゴ入り「かっとばし」   10名

グローブが第一希望でしたが贅沢な話です。応募総数は分かりませんが今年の運をすべて使い切ったかもしれません。。。

販売価格約3万円のDVDボックスであり7時間42分の内容は…

Disc 1-Batting Episode Ⅰ
“その瞬間…時間は止まった”
 川上哲治 赤バット青バット
 長嶋茂雄 4打席4連続三振
 柴田 勲 V9の核弾頭 赤い手袋
 田淵幸一 ホームランアーティスト
 山本和範 はい上がってきたスラッガー

Disc 2-Batting Episode Ⅱ“世界で最も美しい挑戦者たち”
 王 貞治 一本足打法誕生
 張本 勲 安打製造機
 吉田義男 華麗なるグラブさばき 阪神の牛若丸

Disc 3-Championship Episode“歓喜、歓喜、歓喜!”
V9 不滅の記録 巨人9連覇
 大洋 大洋初優勝 最下位から日本一
 中日 中日ナインが震えた日
 広島 広島赤ヘル旋風 初優勝

Disc 4-Pitching Episode Ⅰ
“その日、マウンドに神が舞い降りた”
 江夏 豊 人生最高の三振
 権藤 博 入団2年間で65勝 酷使に泣いた悲運のエース
 西本 聖 逆境から生まれた大投手
 大野 豊 我が選んだ道に悔いは無し

Disc 5-Pitching Episode Ⅱ
“伝説と契約した投手達”
 稲尾和久 神様 仏様 稲尾様
 堀内恒夫 悪太郎が泣いた日
 杉浦 忠 4連投 4連勝
 杉下 茂/村田兆治/牛島和彦
         伝家の宝刀フォークボール
 山田久志 サブマリン投法

Disc 6-Management Episode
“監督・コーチ編”
 古葉竹織 理想の監督論
 黒江透修 理想のコーチ論

Disc 7-Baseball Bible Ⅰ
“投手・捕手編”
 村上雅則 投手向けの技術指導
 梨田昌孝 捕手向けの技術指導

Disc 8-Baseball Bible Ⅱ
“打撃・守備・走塁編”
 高木守道 打撃・内野守備の技術指導
 松本匡史 走塁・外野守備の技術指導




特に最後の2枚は指導者としての参考資料になります。
ありがたく勉強させて頂きます。

2012年10月10日水曜日

"探求〟野球道を考える 第4回

若人の無限の可能性を引き出すために   桑田真澄氏

武士道精神を転換し、スポーツマンシップへ


 第四回目は、コーチのみなさんが若い選手を育成する時に必要な指導理念について、書きたいと思います。

 これまでお伝えしてきたとおり、僕は少年時代から「精神野球」「根性野球」と呼ばれる価値観の中で野球をしてきました。指導者や先輩からの体罰は当たり前だったし、チームメイトがエラーした時には連帯責任を取らされました。高校時代は予選から甲子園大会まで連投が続きましたし、プロに入ってからもコーチと異なる意見を言ったら露骨に嫌な顔をされました。

 プロ野球生活の最後の2年間はアメリカでプレーする幸運に恵まれました。僕は少年野球の頃から猛練習の世界で育ち、その価値観に反発しながら生きてきました。ですからアメリカの野球には大きな期待と憧れを抱いて春季キャンプに臨みました。ところがパイレーツの施設で数週間キャンプを過ごした時、僕の心の中でそれまでにない新たな価値観が芽生えました。それは「日本とアメリカの野球のどちらにも長所と短所がある」ということです。

 アメリカの野球の魅力は、何といっても体格に恵まれた選手たちがシンプルにパワーをぶつけ合う姿にあります。ファンの人たちもホームランや剛速球を楽しみに球場へ足を運びます。その反面、野球を通じての(あるいは「仕事を通じて」と言い換えることができるかもしれません)人間性を磨こうとする選手はほとんどいません。打てなければ平気でバットを折りゴミ箱に捨ててしまうし、中にはグラブを蹴飛ばして遊ぶ選手や座布団にしてグランドでおしゃべりをしている選手もいました。

 アメリカに行くまでの僕は「日本野球界に蔓延している根性野球は直さなければ」と一方的に思い込んでいました。ところがアメリカの野球の表と裏を目のあたりにしたことで、日本の野球ならではの長所に気づくことができたのです。すなわち、日本人選手の小技や連係プレーが世界一のれべるだったり、挨拶や道具を大切にすることは素晴らしい。そして、その価値観は少年野球の頃から「野球道」の一環として教育されているという現実です。

 もちろん、根性野球の代償として長時間練習で若い選手が故障したり、絶対服従を強いられて思考停止陥ってしまうのは重大な問題です。しかし、日本の野球界の長所や短所が同じ価値観に端を発している以上、短所を直そうとしたら肝心の長所まで打ち消されてしまうのでしょう。

 そこで、23年間の現役生活を終えて「野球界に恩返しをしたい」と思った時、僕は「日本の野球界の伝統である『野球道』について勉強しよう」「現在野球を取り巻く環境に合わせて『野球道』を再定義しよう」と決意しました。

 引退後、入学した早稲田大学大学院では、当初から試行錯誤の連続でしたが(首や背中など現役時代とは全く違う部位が筋肉痛になりました)、先生方やクラスメイト、そして現役時代の仲間や野球界の後輩たちがアンケート調査に協力してくれたおかげで、無事に修士論文を提出することができました。ここでその論文の一部を抜粋して、僕が考える日本の野球界のあるべき指導理念についてお伝えしたいと思います。

 戦後の日本の野球界は「武士道精神」のもとで、「練習量の重視」「精神の鍛練」「絶対服従」という価値観が普及しました。この価値観を提唱したのは早大野球部監督を飛田穂洲先生です。飛田先生は監督を引退して評論活動をしていた戦時中、統制を強める政府や軍部から野球を守るために「野球は強い兵隊を養成するのに有効である」という理論を唱えました。(実際には、監督時代の飛田先生は練習と勉強のバランスを図るなど、合理的な野球部運営を実践していました。)ところが、終戦後に兵役から戻った人材が指導者、先輩選手、審判などの立場で旧日本軍の悪弊を持ち込んだ結果、戦後になっても野球界では「武士道精神」が助長されました(飛田先生の真意とは異なるという見解から、僕は「誤解された野球道」と呼んでいます)。


 それに対して、僕は現在の野球界を取り巻く環境に合う指導理念を次のように考えています。
 若い世代に受け入れられるよう、「武士道精神」は「スポーツマンシップ」としたうえで「練習量
の重視」を「サイエンス」、「精神の鍛練」を「バランス」、「絶対服従」を「リスペクト」という価値観に置きかえます。


 「サイエンス」とはスポーツ医科学の知見を活かして、若い選手の競技力が向上するよう合理的な考え方で野球に取り組む姿勢を意味します。コーチのみなさんには練習中の水分補給や投球後のアイシングにとどまらず、人間工学に基づいた投球フォーム、人間の集中力に合わせた練習時間、さらには温暖化に対応して熱中症や脱水症状の応急処置も学んでほしいと思います。

 「バランス」とは優れた野球選手を育成するために、相反する二つの価値観を状況に合わせて判断する感性を意味します。練習・栄養補給・休息のバランス、野球・勉強・遊びのバランス、リーダーシップと個人の能力、集中と俯瞰、闘争心と相手の観察など、正念場で結果を出せるチームを作るためには選手一人ひとりが自立し、主体的に行動する能力が求められます。こうした力を養うためには、コーチのみなさんは一方的な指導をするのではなく、たとえ失敗することがあっても若い選手が自分で考え、行動し、その結果を次に生かす機会を与えてほしいと思います。

 「リスペクト」とは他人と自分を尊重する価値観を意味します。勝者と敗者がはっきり分かれるスポーツだからこそ、若い選手には相手チーム、審判、観客、コーチ、チームメイト、そして自分自身を尊重する態度を身につけてほしいと思います。

 こうした考え方が日本全国の指導の現場ですぐに根付くとは思っていません。先月行われたロンドン五輪でも無気力試合、相手国を侮辱する行為、メダルを獲得しても喜べない選手がいたように、頂点を目指すようなレベルの選手ですらスポーツマンシップを発揮するのは難しいことなのです。しかしながら、若い選手たちの無限の可能性を引き出すという役割を担っているコーチのみなさんだからこそ、目先の勝敗の向こうにある高い目標にチャレンジしていただきたいと願っています。

 野球が五輪種目から外され、なでしこジャパンの活躍もあってサッカー人気が凄かったですね。
 野球人として、危機感を抱いているのは僕だけでしょうか…。

2012年10月6日土曜日

全道大会1

新十津川に移動しふるさと球場にて対戦相手の視察に来ました

ちょっと寒い

2012年10月4日木曜日

受け継がれるもの


このバットは自分が今から15年前ぐらいに社会人になり自分のお金で買ったマイバットです。
当時はかなり高い買い物だった記憶があります。

このバットのおかげでヒットやホームラン(もちろんランニングですが)、優勝経験など沢山打たせてもらいました。

トップバランスの上、重量感もあるので扱いづらくなり今は使わなくなりました。
そんなバットも捨てられずメモリアルとして残していましたが、今年に入ってマイバットを欲しがる長男に譲りました。

その時に魂が甦ったのか練習や試合の打撃を見ていると打球の質に変化が見られるようになりました。バットも必要とされる持ち主を探していたのかもしれませんね。

打撃はバットではないといいますが、自分のパフォーマンスを上げるという視点からはバットにはこだわって欲しいですが物が溢れている時代の中、親子で1本のバットを使って繋がることはバットが忘れかけている大事なことを伝えてくれている気がします。

現在はグリップも新しくなり装いも新たに全道大会で快音を響かせてくれること今から楽しみです。

バットは球を打ったら、四死球だったら用無しだから投げ捨てる、打席に入る前はバット頼み。
そんな扱いはおかしい

2012年9月22日土曜日

バッティングセンターOPEN


東藻琴に新しくバッティングセンターが出来ました。
7月にオープンしたそうです。

19日にお邪魔しました。
ご主人も野球好きで地元でプレーしています。
息子さんは野球留学のためなんと青森山田の付属中学校に通っているそうです。

ゲージは4台あり、80キロ、100キロ、130キロの計3台と80キロから120キロまでのマルチが1台です。
マルチは実戦同様球種が不規則に投球されます。
1PLAY15球100円ととてもリーズナブルです。

高低も調整出来て、マルチでは電光で投手モーションが表示されタイミングが取りやすくなっています。

マシンはアーム式です。
注意は距離が12mほどなので130キロはスピードが速いためテイクバックからステップする間にもう球が来ていますので実戦的にとらえることは難しいと思います。目的を持ってやらないとフォームが崩れてしまいますよ。

遠軽の某センターより距離も近いし、値段も安いし、投球の精度も高いのが印象です。






お店の情報は下記を参考にして下さい。↓

バッティングセンター 「Full Swing フルスイング」

大空町東藻琴中央区316-8

TEL 0152-66-2008

朝10時から 夜9時まで営業

月曜日定休

2012年9月21日金曜日


今年のベースボールキャンプin埼玉で南三陸町・星さん(スタッフ)と再会しました。
震災後の支援用野球用品のお礼を頂きました。
中でも留辺蘂ジャッカルズからの寄せ書きと女満別高校野球部マネージャーからの手紙のことを印象強くおっしゃっていました。

上の画像は津波の被害に遭い、自宅に行って見ると一番最初に目に飛び込んで来たのがこのグローブでガレキの上にポツンと泥まみれになってあったそうです。
佐藤さんが一番大切にしていたグローブをプレゼントされたそうです。

泥まみれのグローブを持ち帰り、日陰に乾し磨いたらピカピカになったそうです。
震災前はもっと輝いていたそうで生き抜くために輝きを失ったのかもしれません。
「このグローブが私にとっての復活そして復興へのスタート(きっかけ)だと感じてます」
そう星さんは語っています。

このグローブ生きているような気がして手を中に入れることは出来ませんでした。


2012年9月8日土曜日

ピノキオ


劇団カッパ座のテーマでもある劇の前に唱和する三つの合言葉

「やくそくをまもろう」
 社会生活は、約束によって構成されています。従って、約束を守るということは、社会人としての 基本的な姿勢であり、すべての倫理は、約束を守る(ルールを守る)ことにあるといっても過言ではないでしょう。

 
「なかよくしよう」
 社会の平和・世界の平和という理想を実現するために不可欠なものは、人と仲良くすることではないでしょうか。全ては仲良くするという基準で考えれば、多少の対立点は超えることができるのでは、ないでしょうか。

「あいさつしよう」
 挨拶は、人間関係の基本であるだけでなく、自分から挨拶をする習慣を身につければ自分の心を表現する力がつき、誰からも好感をもって迎えれる人間になれると信じています。

子どもは、純真ですから「やくそくをまもろう」「なかよくしよう」「あいさつしよう」を大きな声で唱和し、繰り返し学習することにより、社会生活ルールを守ること、人と強調すること、良き人間関係を築くことの大切さを受け止め、そうなろうと自然に考えることのできる人間になってくれると。

全ての子ども達に夢と希望を伝えるため
日々の生活の中で夢をもつこと、感謝の心を忘れないこと

末っ子と一緒に初めて等身大ぬいぐるみ人形劇団を観覧しました。
開演前はバトンの発表があり幼少、小学生、中高校生の3部構成で3曲を披露してくれました。
失敗もありましたが表情に出さず最後まで素晴らしい笑顔で演技してくれました。
そこに叱責や罵声はなく、いつの間にか手拍子が始まり観客との一体感が生まれました。
子供達は良い環境で演技が出来たのではないかと思います。


ピノキオストーリーですが…
人形作りの名人ゼペットさんは、不思議な丸太と出会います。家に持ち帰り、さっそく人形を作り始めます。

出来上がった人形の名前は、”ピノキオ”。女神様に心を吹き込まれると、まるで人間の様…。子どものいないゼペットさんは、自分の息子として大切に育てました。ピノキオは、ゼペットさんと学校に行く約束をし、向かう途中キツネと猫に出会い、学校より楽しいというサーカスに誘われるまま出かけてしまいます。ゼペットさんとの約束も忘れ…。

サーカスでは、大スターピノキオの誕生です。喜んだサーカスの親方は、金貨を渡します。ピノキオは、金貨が沢山あれば、好きな事に使え、ゼペットさんも喜ぶと思いました。そんなピノキオの心の隙にキツネと猫が付け入り、まんまと騙されてしまいます。一人ぼっちになったピノキオ。そこへ女神様が現れ、どうしたの?と聞きます。ピノキオは、次々に嘘をつき、鼻はそのたびに伸びていきます。嘘をつくことの愚かさを女神さまに教えられ反省するピノキオ。

一方、ピノキオを探しに行ったゼペットさんは、鯨にのまれてしまっていました。それを知ったピノキオは勇気を出して救いにいきます。

どんな時でも、正しいことを選択することができる人になって欲しいと願い、子ども達に優しく問いかけた作品です。


子供たちの輝く瞳には、夢があります。未来があります。その眼を大きく成長させるお手伝いが、少しでもできたら…。

野球においても子供たちを囲む環境がとても重要です。
大人の役割で子供たちがのびのびとプレーし成長出来るようなって欲しい。
3つの合言葉を野球に例えるとルール、チームワーク、挨拶(声出し)に通じます。
野球を通じて社会に飛び込む前に学ぶこと、指導者や親はそれを伝えていかなければならない役割があると思います。

今日自分が一番学んだ様な気が…

2012年9月1日土曜日

滝上遠征

滝上町でオホーツク秋季中学校野球大会の1回戦を行いました

相手は小清水中
顧問の先生が不在の中、1年ぶりに采配を執りました

結果は3-0
子供たちのおかげで勝つことが出来ました

サインも不慣れで上手く伝わらなかったと思います

個人的に試合をリードしながら2年生を全員出すことが出来たのがなりよりです

ホント行きも帰りも元気

引率の校長先生、遠い中父兄の皆さんの応援ありがとうございます
明日は全員揃いますのでまた応援よろしくお願いします

2012年8月29日水曜日

再確認


先日のベースボールキャンプ…
新しい取り組みや変わらない継続、違った視点と今年も勉強になりました。

野球を通じて息子の成長も多々見られました。

小さい子の面倒、同年代との交流、野球に対する取り組み
これからの人生多いに役立つでしょう♪
高い授業料でしたが親子で充実した日々を過ごしました。

最近は学んだ事を復習しお互い技術を高め合っています。

また指導者としては学んだ事を広く普及する必要があると感じています。
ウォーミングアップ、スローイング、バッティング、ディフェンス、そして野球を通じて人間形成の確立や環境の向上。
形はどういう風になるか分かりませんが北海道のこの地から何かかしら発信出来たら。

チームに関係なく個人的に相談も乗りたいし、また将来同じ共感を持てる人と自分のチームを持ってみたいな。

2012年8月20日月曜日

〝探究〟野球道を考える 第3回

アマチュア野球のコーチへ提案   桑田真澄氏

自らも努力し、最先端を学ぶ。

若人たちを一色で染めない


 連載三回目は、野球選手がより良い成果をあげるための練習方法についてお話したいと思います。
 今回お伝えしたいのは、「たとえ24時間やみくもに野球の練習をしても決して上手にならない」ということです。コーチの皆さんが普段仕事をしている場面でも、とにかく頑張っているけど結果が出ない人、周りから「あいつは要領が悪い」と言われる人、そのうえ悪循環に陥ってモティベーションが下がっている人はいませんか。これは客観的にみて、努力の方法がずれているということですよね。つまり、結果を出すためには努力の「質」が問われるというのは、仕事もスポーツも共通しているのです。

 ここで僕自身の野球経験を振り返ってみましょう。小学校時代、僕は昔ながらの根性野球を強いられました。放課後は毎日練習、日曜日は一日中練習させられました。いまの時代と違って、練習中に水分を摂らせてもらえなかった時代です。そのうえ、上級生からのいじめ、コーチの体罰、チームメイトがエラーした時の連帯責任もありました。好きな野球で嫌な思いをするストレスから、小学校時代の僕は学校で荒れていました。その度に僕は先生から叱られ、母は何度も学校に呼び出されました。いま思うと、僕の野球人生は我ながら暗くすさんだスタートだったと思います。

 僕の考え方が大きく変わったのは、ある事がきっかけでした。小学6年生の時、練習中に雨が降ってきたのでグラウンド横の倉庫で雨宿り休憩していると、高校野球を放送していたラジオから「逆転のPL!」という実況が聞こえてきました。僕は初めてPL学園という高校があることを知りましたが、なぜかその時に「PL学園に行きたい」と思ってしまった。そしてその日の夜、父からPLは自宅からそう遠くないところにある野球の強豪校であることを教えられました。ちょうどその頃、まったく勉強しない僕に業を煮やした母から「いい加減勉強しなさい」と説教を受けました。仕方なく僕は「中学に行ったら勉強する」と啖呵を切りました。

 親子喧嘩の成り行きとはいえ、子どもなりのプライドがあります。中学に入学した僕は毎日寝ないで授業を受け、先生の話をにノートに取るようになりました。試験前にはノートを見なおして、どんな問題がテストに出るか考えるようにしました。皆さんからしたら当たり前のことかもしれませんが、驚くべきにこうした些細な努力で学校の成績はみるみる上がりました(もともとのスタート地点が低かったので当然の結果でもあるのですが)。それまで全てにおいて反抗的な態度を取っていた僕は、人生で初めて「努力する大切さを」を知りました。祖母から『都の西北』を子守唄に育てられたこともあって、僕は「PL学園高校、早稲田大学に行って、プロ野球でエースになる」という目標を立てました。

 PL学園入学後も、僕の野球人生は決して順調ではありませんでした。清原君を筆頭にプロ野球選手のような体格と実力を持った選手に囲まれて、僕は「小さい」というコンプレックスを感じました。体重は減り、競技力も低下して僕はすっかり自信を無くしました。母に「野球部を辞めたい」と漏らしたこともありましたが、「絶対に諦めたらダメよ」と言われたことで「自分なりの努力を貫こう」意を決しました。

 決して身体が大きくない僕が、体格も体力も優れた選手と同じことをしていても勝ち目はありません。そこで練習は「超効率的努力」を実践することにしました。毎日欠かさず続ける個人練習は、50回のシャドウピッチングと50本の素振りだけ。心身の調子が良い日はピッチングやランニングの量を増やしましたが、体調が落ちていると感じた日は思い切って練習量を落としたり、「積極的休息」に充てました。高1の夏に甲子園で優勝してからは、全体練習の時間も減らすよう監督に提案しました。(平日は3時間、土日は半日へ)。

 授業中は絶対に寝ないでノートを取る習慣も続けました。先生が「ここはテストに出るかも」と示唆したポイントは、教科書に印をつけました。ただ漠然と授業を聞くのではなく、先生が授業の中で何をポイントとして話したいのか先読みする姿勢は、後に3時間の試合でヤマ場を乗り切るピッチングと共通していることを学びました。

 もうひとつ、僕が高校3年間大切にしたのが「裏の努力」です。「裏の努力」とは、野球以外の努力のことです。毎日決められた起床時間の15分前に起きて、晴れた日は草むしり、雨の日はトイレ掃除を続けました。もちろん裏の努力をしたからといって野球がうまくなるわけではありません。でも野球の練習を頑張るだけなら、よその学校の選手もしているはずです。僕は、裏の努力は「運とツキを貯金してくれる」と信じて3年間、コツコツと小さな努力を積み重ねました。


 繰り返しになりますが、僕は野球選手としては身体が小さいです。それでも甲子園で20勝、プロ野球で173勝をあげることができたのはいくつかの理由があると思います。

 まずは身体的な素質以上に、努力を重ねるという才能があったことです。中学校に入学した時に勉強を通じて努力する楽しさに気づけたことが、「努力する楽しさ」を知るきっかけとなりました。

 つぎに、早い時期から己を知っていたことです。「甲子園で活躍した投手はプロで大成しない」というジンクスもありますが、僕の場合は自分の体力的な限界を把握していて、オーバーワークになる前に休養を取っていたことが大きかったと思います。実際、僕は高校時代とプロ野球時代を通じて自分より大きな体格や実力に恵まれた投手にたくさん出会ってきました。ところが、そうした選手のほとんどはコーチに大きな期待をかけられる余り、投げ込みや走り込み、故障中の登板で肘や肩や腰を壊し、僕よりはるかに早い段階で引退を余儀なくされました。

 そして3つ目は、学生時代から野球以外の物事にも関心を持っていたことです。中学時代からコツコツ勉強していたことで、プロの入ってからも運動生理学や栄養学の本を読んだり、アイシングや水泳など最新のトレーニング理論を採り入れることができました。そして何より、パイレーツと契約して、アメリカでGM、首脳陣、トレーナー、選手など様々な立場の人たちと楽しく交流することができました。


 こうした経験を踏まえて、アマチュア野球のコーチの皆さんへいくつか提案をしたいと思います。
 第一にコーチ自身が日々の生活で「努力する人生」を実践すること。平日に仕事をして、休日に野球の指導をするのは大変な事だと思います。でも、せっかく素晴らしいことをしているのに一日中椅子に座って選手に命令したり、保護者に食べ物や飲み物を持って来させるコーチが未だにいるのは残念でなりません。コーチとはその語源の通り「選手をゴールに導く伴走者」なのですから、グラウンドでも「努力する楽しさ」を若い選手に示すことで主体的に努力できる選手を一人でも増やしてほしいと思います。

 第二に、練習の「質」をあげること。若い選手が努力すること自体は大切なことですし、その後の人生にも役立つと思います。でも選手は自分で「ヤル気スイッチ」を入れない限り、決してモティベーションは上がりません。また、成長期にオーバーワークで故障してしまうと、若い選手の野球人生は寿命を迎えてしまいます。だからこそ、コーチの皆さんには最先端のスポーツ医科学を定期的に勉強して、選手の競技力を高める合理的なコーチングスキルを高めて欲しいと思います。

 第三に、野球、勉強、遊びのバランスに気づいてもらうこと。将来たとえ一握りのプロ野球選手になることができたとしても、自分の生活を守るためには運動生理学から会計、法律まで幅広く知識をもっておく必要があります。また遊びを通じて相手の気持ちに気づく力が、グラウンド内外で問われます。ましてプロ野球選手の夢を断念して一般の社会人になるのなら。若い時に野球だけ頑張るのは大いなる機会の損失だと思います。

 僕は若い選手に対して「グラウンドではボールに食らいつけ」と言ってます。同じように、学校では「勉強に食らいつけ、いずれ社会に出るときには人生にくらいつけ」とも言っています。

 コーチの皆さんには若い選手のチャレンジ精神を上手に引き出して欲しいし、彼らの夢が叶うよう努力の「質」も高めて欲しいと思っています。
 

2012年8月15日水曜日

ベースボールキャンプ9

行って来ましたスカイツリー
めちゃくちゃな人、人、人混みでした

さすが都会

次来るときは家族を連れて行かないと

ベースボールキャンプ8

ソラマチのトリトン

お盆ということもあり大変込み合っています
北見からの店頑張ってます

2012年8月14日火曜日

ベースボールキャンプ7

楽しかったベースボールも今日で終わりました

本当に充実した3日間でした

息子の成長を感じました
今回たくさん学んで変化が出てきたフォームを継続させなくてはなりません
表現出来なかった事もありますが自分も一緒に復習したいと思いますしチームにもフィードバックしなくてはなりません

今からうちの選手に変化が出て来るのが楽しみです

2012年8月13日月曜日

2012年8月12日日曜日

ベースボールキャンプ4

暑い
熊谷市
入口は北海道では見られないミスト噴霧

ベースボールキャンプ4

昨日の試合、スポーツニュースでは映りませんでしたが守備で両チームのセンターが良いプレーを見せてくれました

陽選手のランニングキャッチ、秋山選手のダイビングキャッチ

大変盛り上がりました

守備位置、スタートの構え、1歩目の速さ、安定した走りとボールの追い方、グローブのハンドリング、捕球後の送球等

見る視点を変えると野球が楽しくなりますね

勉強になりました

2012年8月11日土曜日

ベースボールキャンプ3

今日は西武鉄道100周年イベントでユニフォームをもらいました

心の中では日ハムを応援してましたよ
その甲斐あって吉川投手2安打完封
ナイスピッチング

ベースボールキャンプ2

西武ドームに着きました
日ハムとの対戦楽しみです

2012年8月10日金曜日

2012ベースボールキャンプin埼玉

2年ぶり4回目のNPO法人日本少年野球研究所主催のベースボールキャンプに参加して来ます。
今年はどんな出会いや経験が出来るんだろう。
南三陸町の子供たちも参加するかな。
今から楽しみです。

息子は体の使い方、基本動作や野球技術の習得に自分は指導者としての引き出しの整理や棚を増やしにそれぞれが目標を持って参加します。



講師

大川 章 (元ヤクルトスワローズ 投手)

佐藤 洋 (元読売巨人軍 捕・内野手)

駒田 徳広(元読売巨人軍 内・外野手)  

森 博幸 (元西武ライオンズ 内・外野手)

講師の皆さんからたくさん学んで来ます。
報告の御期待を…


2012年8月8日水曜日

2012年7月29日日曜日

中体連全道大会②


ブログのトラブルでタイムリーに情報を発信することが出来ませんでした。
楽しみにしていた皆さん申し訳ございません。

大会結果は善戦しましたが0-1で敗戦しました。
今、大会速報を見たら釧路鳥取に0-5で負けました。
2回に5失点。
ミスが連発したんでしょう。
勝ち上がって欲しかったですが…

遠征中の様子を紹介します。


遠征地の恵庭市に着いてJR北海道野球部の練習場で練習させて頂きました。
その後社会人の練習を見学させて頂きました。
JR野球部の狐塚監督から練習の取り組み方や注目すべきポイントについて分かりやすく選手に説明して頂きました。


練習内容は至ってシンプルでした。
ノックでは確認しているかのような捕球や近い距離でのスローイング。


トスバッティングは声の掛け合いが当たり前に良かった。
ぜひ見習って欲しい。


初日の洗濯物です。
6袋を後ろのランドリー2台使って洗濯開始!


そしてホテル前にて振り分け作業。



こちらが今回の遠征宿泊所です。
シングルは無駄に広かった。




開会式です。



いや~暑かった。
ホント立派な行進でした。



式中3名の中学生が熱中症でリタイヤ。
今後天候と気温を考えて進めて欲しいです。



2日目の夕食はサッポロビール園でした。
ちなみに初日はバイキングレストランのイートアップでした。


ビール園に来てビールを飲めないのはツライ。
がまん、がまん。


みんなで囲む料理は上手い。


野菜も食えよ!




ビール園の園庭です。
空が綺麗でした。
この時間指導者と3年生で新チームの主将・副主将を決めました。


ライトアップしていたんですが…
良く分からないですね。




最後に3年生お疲れ様。
あとIBAに参加する3年生もいるけど、一つの区切りがついたね。
本当に良い子供達に恵まれ沢山の思い出が出来ました。
全道制覇、全国大会出場。
朝早くの練習から寒い冬の雪上練習、厳しい環境の中でよく頑張りました。
もっともっとコミニュケーションを取ればよかったかなと思います。

新チームの主将ソラ、副主将のソウタ、ヒビキ
3名を中心に先輩達を見習って良いチーム作って行こう。