2011年10月16日日曜日

退任表明

突然のお知らせになりますが・・・
今年で北見グリーンジャガーズのユニフォームを脱ぐことにしました。

退任理由としては…
・息子の卒団を期に長男の中学校野球を応援したいこと
・年中の子との時間を作りたいこと
・家族団らんの時間を作りたいこと
・自身の野球を再開したいこと

これらのことを行うためには少年野球の指導が中途半端になってしまうため、信頼のおける人に相談し時間を掛けて自分で決めました。
批判や悲観的な話も聞きますがどうぞご理解下さい。そうでなければ少年野球は大変だからとなり指導者を志す者がいなくなります。


息子の在団をきっかけに前監督の佐藤さんが声を掛けてくれ指導者の道を開いてくれました。
コーチを1年、監督を4年と短いと感じるかもしれませんが、全身全霊注ぎ込んだ時間はとても長く感じました。

おかげさまで2人の息子と野球というスポーツで親子の時間を過ごすことが出来ました。
息子には他の子にはなかなか出来ない経験をさせてしまいました。

子供は選手、お父さんは監督

家とグランドでの立場を理解させ息子達は上手く気持ちや言葉を切り替えてくれました。


退任に当たり各方面に話しが回っていますが、先日OBの父兄にお会いしてとても残念がってくれました。
グリーン出身の子は基本が出来ているから教えることが少ないとの〇〇中学校の指導者からお褒めの言葉を言っていたとのこと。
先日〇〇高校の指導者方にも残念だという言葉を頂きました。

こうして短い期間ながら指導の評価をして頂けたことが今後の野球に取り組む自信にもなりますし、人としてとてもありがたいです。

選手達に今日までこの未熟な指導者を育ててもらいました。
子供の心と体はとても素直です。
濁り気味の監督の心を何度も救って流してくれました。
そして掴んだ優勝と全道大会出場・・・たくさんの笑顔を見ることができました。

中途半端に教えたくないと選手として育ったはずの自分が教えることの難しさや無知識に気付き、書籍を読んだり講習会に参加したりと一番は佐藤洋さんと大川章さんのプロOBと出合った南三陸町で行われたサマーキャンプの出会いが自分の指導者の道を正しい方向に修正してくれたことが最高の出来事でした。

これが仕事にも活かされています。
今でもお二方と付き合いがあることは同じ方向や志を持っているからなんでしょう♪

お二方以外にもたくさんの人との出会いがありました。
皆さんのおかげでここまでやってこれました。

まだまだ少年野球以外にも少年少女たちのスポーツ環境は良いものではありません。
長時間練習、子供たちのプレーに対する怒声や罵声、勝利優先主義がもたらす偏った采配選手起用、子供の人格否定、幼いうちからの根性論・精神論の押し付け・・・

今後はもう少しでインストラクターの資格も取得するのでその知識を生かしプレイヤーとして故障を直してもう一度体を作ってグランドに立ち技術向上を目指したいと思います。機会があれば少年達の指導も継続していきたいです。


今後もこのブログは継続していきますので応援して賛同して頂ける方々よろしくお願いします。

2011年10月15日土曜日

シューズの使い分け

私がチームに携わった時、練習の始まりから終わりまで常にスパイクでした。
コーチに理由をを聞くと「履き替える時間がもったいない」とのこと。

社会人でもウォーミングアップからスパイクを履く選手はいません。
指導者であるならば時間を掛けても紐の縛り方からカカトを踏まないことまで教えていかなければならないと思いますが・・・。
常に紐を締めて履いていては足の血行も良くありません。

一般的にウォーミングアップはアップシューズ。
実技開始はスパイク。
長い休憩休みはアップシューズ。
実技開始はスパイク。
練習&試合が終わったらアップシューズ。

「面倒くさい!」ではなく成長期の子供達にとって大問題です!
靴の紐を締めながら心の紐も締めることが出来ます。

家の玄関からスパイクでグランドへ・・・
一日中スパイクのまま「ただいまー」
なんて問題外です!


2011年10月13日木曜日

「怒る」と「叱る」の違い

コーチとして、時には選手を叱ることもあるでしょう。

当然です。

しかし、「怒る」と「叱る」の大きな違いに気付いている、あるいは使い分けている指導者が、プロも含めて日本の野球界にどれだけいるのでしょうか・・・。

「怒る」は感情を表に出すことであり、コーチのストレス発散でしかない。

私はそう思います。

選手はとにかくその場から逃げようと「ハイ、ハイ」と返事をする。これでは真意も伝わらず、何の進展も根本の成長もありません。

一方、「叱る」は情熱や愛情を持って、相手を説得することではないでしょうか。
コーチは感情を抑えて話をするので、それだけストレスがたまるかもしれません。
しかし、選手はきちんと聞いてくれるはずです。

また、叱るときに大事なのは、選手と目線を合わせること。
子供のころによく遊んだ場所が、大人になって「こんなに狭かったかな?」と感じた経験がありませんか?

それほど、子供と大人では目線が違うのです。

それもわかったうえで、叱りたいものです。

2011年10月12日水曜日

結成30周年

先日北見グリーンジャガーズスポーツ少年団結成30周年記念「植樹祭」がありました。
運営・企画された役員の皆さん、参列された校長・教頭先生、選手の父兄の皆さんお疲れ様でした。

30年という永い年月のなか節目の年に監督をさせて頂きありがとうございます。
完成された記念碑を見てると子供たちに中途半端な気持ちでは接することは出来ないと強い責任感を感じました。
















裏はこんな感じです♪

















半永久的に残りますからね
10年後どうなっているんだろう・・・
想像もしたくないなぁ




記念碑の両サイドには桜の木を植えました。
今は細く弱いけれども子供たちの成長と比例して強くたくましく育つだろう。


植樹祭の後は皆で餅つきをしました。

初めての経験した人もいたでしょう。
 
杵でつく動きはバットを振る動きそのもの。
下半身が使えていないぞ。
パワーポジションだ。


2011年10月11日火曜日

「絶対勝て!」の罪

「絶対に勝て!」。大事な試合になれば、指導者がそう言うこともあるでしょう。
しかし、それを強調したり連呼しすぎると、選手たちのチャレンジ精神を奪ってしまいかねません。

それを証明する実験があります。

ひらがな50音を一文字ずつ書いたカードをたくさん用意し、20名の子供たちにカードを並べ単語を作ってもらいます。
「あめ」など2文字の単語から始め、最後は「かたつむり」など5文字の単語へ。
文字数が多い単語を作るには難しいと理解したうえで、今度は20人をA、Bの2班に分け、完成した単語の数を競わせます。

そのとき、A班には怖い顔で「絶対に勝て!」と指示、B班には冷静に「とにかく楽しもう」と指示。
すると、A班は2文字の簡単な単語ばかりを作るのに対し、B班は3文字、4文字の難しい単語を作ろうとします。

伸び盛りの子供にとって、どちらが良いのでしょうか?

「勝つ」ことよりも、難しいことに「チャレンジ」して身に付けていくことのほうが大事だと思います。

やったぜ全国

10月8日~10日にかけて滝川市と新十津川町を舞台に第3回全日本少年春季軟式野球大会北海道予選会・第8回北海道中学校軟式野球選抜選手権大会が行われました。

結果からいうと見事優勝です!!!
決勝は雨のなか、雷のなか最悪のグランド状況のなかで戦いよく頑張りました。






















10日に準決勝と決勝が滝川市営球場で行われ応援に駆けつけました。

8日
1回戦 VS恵み野中学校(千歳) 4-0

9日
2回戦 VS富良野西クラブ(富良野) 1-0
3回戦 VS緑園中学校クラブ(帯広) 5-2

10日
準決勝 VS札幌市立札幌中学校(札幌) 7-2
決  勝 VS士別南中学校クラブ(士別) 1-0(促進8回)

準決勝と決勝を観戦して東相内中学校のエイジ投手の圧巻のピッチングが印象的でした。
さすが大魔神からお褒めの言葉を頂いたことだけあります。

全国大会は来年の3月23日~26日静岡県(沼津市・裾野市・富士市・伊豆市)で行われます。
北海道では来年から全国大会は今年から投球制限が入っています。
いくらエイジが頑張っても1日1試合しか投げられません。
ダブルヘッダーを考えてももう1枚必要になります。

また開会式では優秀行進をもらったそうです。
プレーや結果だけでなく大会に臨む態度や姿勢が認められの受賞です。
W取ったことは非常に素晴らしいことです☆

十分休養して全国大会に向けて頑張れ東相内中学校野球部!

2011年10月1日土曜日

参加賞☆




















2011ファイターズジュニア王座決定戦の参加賞が届きました。
スポンサーのマルハンとミズノのロゴが入っています。



なかなかいいですよ♪



24日に決勝戦があり紋別オホーツクスポーツ少年団が優勝しました。
おめでとうございます。

これで来年も2枠確保で出場できるチームが増えますね。