2011年1月31日月曜日

気になること

少年野球の指導者になり4年目を迎えました。
この間自分のチームの他にもたくさんのチームを見て来ました。

気になります・・・
気になっちゃいました・・・
病気のように・・・
















『バッターボックスでの構え方』

背中の丸みです。

バッターボックスで何とかボールに当てようとすると
背中は丸まって小さくなってしまいます。
これは守備でも言えることです。

子供の精神状態がそうさせてしますのです。

フライを上げたら監督、コーチ、お父さん、お母さんに怒られるから・・・
とりあえずゴロを転がして一生懸命走ればヒットを打てなくても怒られることはないし・・・
















うちのチームは大丈夫!
空振りしてもナイススイングすれば大丈夫!
ボールが捕れなくてもその後頑張れば大丈夫!
今、三振してもエラーしてもいいんだよ♪

背筋を楽に伸ばした自然な形を身に付けましょう☆
その事が近い将来、必ず役に立ちます。
それが分かってしまいました(笑)


プロ野球イースタン・リーグ

9月4日(日)12:30に北見市営球場で日本ハム対巨人の2軍戦が行われることになった。
日本ハムの公募に当選した形です。

昨年は遠軽町で行われ少年野球の大会を中止して町を上げて運営に携わったそうです。
私の考えとしても少年野球の試合を延期して子供たちにプロの野球をぜひ見て欲しいと思います。

試合前の練習、現役選手のパワー、スピードを生で感じて欲しいです。

北見市野球連盟少年部に意見してみます。

もしかしたら斎藤祐樹選手も来るかな???


2011年1月25日火曜日

北海道スポーツセミナー報告vol.2

基本的な分かりやすい動作として『連続垂直飛び』で説明。
着地地点で何が必要なのか?
ジャンプというのは下肢の主要三関節(股関節、膝関節、足関節)
この3つの大きな関節が大きなバネとして機能して屈曲伸展を繰り返すバネとして機能した時に初めて効果的に連続垂直飛びが成り立つ。

このときに必要なこと・・・沈み込んだ時に下肢の主要三関節が適度に屈曲姿勢を取れていることが非常に大切で股関節、膝関節、足関節の3つの関節がどういうポジションにあるのか?これによって次にどういう風に地面を押せるかが決まってくる。

どういうポジションが一番良いポジションかというと下肢の主要三関節が伸展する時の仕事量の総和が最大になる伸展ポジションが理想的であると言える。

ところがただ飛んでいる、一生懸命10回飛んでみなさいと言われ頑張っている感を求めて飛んでいる選手はたくさんいるが主要三関節の屈曲角度が浅い、膝関節だけが大きく曲がっている、後ろ体重になっていて結果として三関節の仕事量の総和を大きく出来ない。

ジャンプが一貫した動きにならない

沈み込み時に膝が前に出すぎると痛くなる原因になる。
膝蓋靭帯炎を起こしやすい選手は大人になっても起こしやすい。
成長期過ぎても起こしやすい選手はほとんどこういう動きをしている。
こういう動き方を意図的に直していかないと良い動き方には結び付かない。

意図的に行っていく必要がある。
何で三関節が大きなバネとして機能しているジャンプの仕方をすると上手く行くのか?

〇股関節の特徴
 非常に大きいトルクを持っている、人体の中で一番大きなトルクを持っているのは一般的には股
 関節、力発揮に非常に優れた伸筋部を持っている、身体重心に近いところに位置している、重心
 との間に大きな関節がなく直接的に重心に対して加速度を与えられるという利点がある、非常に
 安定した動きで力の発揮方向が多彩でどの方向に対してもでも大きな力を発揮できる。

〇膝関節の特徴
 股関節よりは小さいが大きなトルクを持っているのが特徴、身体重心は股関節よりも遠い、筋や
 腱が長くスピードの発揮にも起点となる伸筋群を持っている、大きな力の発揮は伸展、屈曲によ
 り一方向のみ。

〇足関節の特徴
 伸筋、靭帯最強の賢者アキレス腱を持っている、非常にスピード発揮に優れた特徴を持った関
 節、股関節から膝関節の筋伏の力発揮に優れた筋群に囲まれた関節から筋の流れスピードの
 発揮に優れた筋群を持つ関節への連鎖、膝関節・足関節のような筋の長いスピードの発揮に優
 れた筋を持つ関節群への連鎖が強力な加速運動として爆発的な力を発揮を可能にする。

つづく・・・


田中〇介選手と〇ルビッシュ有選手いわく体力トレーニングをいかに野球動作に結び付け反映させるか常に考えているそうです☆

2011年1月21日金曜日

北海道スポーツセミナー報告vol.1

今回のテーマは・・・
『野球動作をはじめとした爆発的な力発揮のための効果的な身体動作を考える』
元北海道日本ハムファイターズ・チーフトレーナー中垣征一朗氏

スポーツを行うには当然パフォーマンスを求めるわけで必ずその裏には危険が潜んでいる。
良いパフォーマンスを高めながらどのように危険を回避していくか。
万が一一線を越えてしまった場合はどうすればいいのか?

【野球動作をはじめとした様々な爆発的な力発揮のおいて効果的かつ障害予防に有効な身体動作】
爆発的に力を発揮するにもかかわらず障害予防においても有効な動作というのは一体どういうものなのか?そのことを考える。

①そういうものを身に付けていくためには実際一体どういうようなトレーニングをしたらいいのか?

②実際にそういう方法を使って一体どのように運動をとらえて実践的な指導として選手に運動一つひとつ覚えさせていくか?

爆発的な力を発揮する局面・・・野球、ハンドボールであれば投球動作、陸上の投てき、野球・ソフトボールの打撃、テニスのストローク、サッカーラクビーなどのキック、陸上競技やバレー・バスケットなどにおけるジャンプ、ラクビー・アメフトなどのタックル、多くのスポーツに見られる方向変換動作、これらすべてが爆発的な力を発揮する局面。

これらの運動は選手に優劣を決める非常に大きな要素である。

大きな力を発揮するにはケガのリスクを伴う。
大きな力を発揮する場面でケガを伴ってしまうということも同時に起きてしまう。

障害が起こる原因として・・・
 ・生理的な生理条件的な準備不足
  (全般的、専門的な筋力が備わっているか、アスリートとして全般的な筋力が備わっているか、
  野球選手として専門的な筋力が備わっているか、柔軟性、持久力[無酸素・有酸素の持久力] 
  が備わっているか、固有受容器機能[バランス、関節周辺の機能の訓練]、日々のウォームアッ
     プ、練習一つひとつに対する準備が出来ているか、アフターケアで次の日の準備が出来ている
   か)
 ・トレーニング管理の不備
  (過度の反復、毎日200球の投げ込み、過度の強度、動作の欠陥[合理的でない動作は局所
  非常に大きな力学的なストレスを与える])
 ・体力強化を称して
  (技能な爆発的な力の発揮能力向上でウエイトトレーニング、筋力トレーニングなどの筋力アッ
   プ、各種ジャンプ・メディシンボールなどを使ったトレーニングそのものが障害につながる)

そのなかでこういう条件を揃えた上で一体全体としてこれをどういう風に機能させて身体動作として一つひとつを要素として捉えることが出来るか
その要素をどうやってユニットとして機能させるかこういう身体動作の改善を同時に行っていくことが根源的な障害予防にもつながる

爆発的な力発揮と障害予防を同時に考えていかなくてはならない
非常に相反するようにも思える課題です

投手が速い球を投げる・・・肘、肩に負担が掛かる、腰が痛い
打者が強い打球を打つ・・・手首が痛い、膝が痛い

2つの相反するようにも思える課題を何とかして達成しなければならない

つづく・・・

2011年1月19日水曜日

新型でした

久し振りの更新になりました。

この間インフルエンザに罹ってまして。
ヒドク参りました。

単なる風邪だろうとあまく見ていたら連日熱は下がらない(MAX39.5度)

子供たちに体調管理の重要性を語っているだけに・・・反省です。

2011年1月9日日曜日

勉強して来ました)^o^(

昨日北大医学部と日本ハム合同主催による第3回スポーツ指導者のための北海道スポーツセミナーに参加して来ました。

目的は「パフォーマンス向上のためのトレーニング方法とスポーツ障害の予防」です。
正しい動作を導くための指導方法やコンディショニングに関するプログラムをチームトレーナーが説明してくれました。

毎年参加させて頂き皆勤賞です。
それはどうでもいいですね(汗)

昨年で退団された中垣チーフトレーナーの話はとても説得力のある話でダルビッシュ有選手も指導を受けていて本人からの信頼がとても厚いと感じました。
それからひと昔前と現在の練習時間について講義があり弱いチームほどペナルティと化した長時間の練習させられるようです。

少年野球も似てますね。
要は効率が悪く、変な達成感しか生まれない。

最後に今年横浜ベイスターズ二軍監督に就任する白井一幸氏の講演を聞きました。
先日北見で講演された方でヒルマン監督時代のヘッドコーチです。
指導者としての心構えや取り組み方を教えて頂きました。

詳細は今後ブログを通して皆さんにお伝えしたく思います。
楽しい話はもちろんかなりためになりましたよ♪

会場で中垣トレーナーと白井監督とも会話をさせて頂きました。

確実に言えることは今行っているトレーニング練習は間違っていないことが分かりました☆
後は選手の理解力と意図的に行う実践です。

2011年1月7日金曜日

プロ野球戦力外通告

昨年各球団をクビになった選手は101人。
プロ野球在籍期間は平均約9年・・・29歳。
活躍すれば華やかな舞台。
しかし現実はそう甘くない世界。

各球団は新戦力を獲得するために誰かをクビにしなければならない。
トライアウトもあるが入団が約束出来るほど甘いものでもない。

昨年の大学生就職内定率は過去最低の57.6%
この厳しい社会のなか不安と戦いながら家族のために第二の人生を歩まなくてはならない。

戦力外になった選手は同じことを口にする。
「そんな良い条件で働ける様なところって結構ないだろうし」
「野球がなくなったら社会に対応できるかわからないですよ」
「はっきり言ったら高校でバイトもしたことないし」
「自分アルバイトもしたこともないし」
「人に頭を下げたこともないし」

今までがむしゃらに頑張ってきて地元では有名な選手で将来を有望され野球では自信に満ち溢れていたはず、それを取り除かれたらこんな弱々しい印象を受けてしまいます。

「やっぱり野球に関わった仕事しか自分でもないんだろうなっていうのは思いますね」
「他の職業を経験してないのでここでこの世界でしか働けないんですよ」
「やり残したことがあったとしても、その世界に戻れないでしょって」
「いずれ来るんだ!早いか遅いか」

野球を経験した選手なら必ず夢見るプロ野球選手。
しかしその可能性は砂を握り手から零れ落ち残った少ない量。
そこから一流選手が出る可能性はさらに低い。

こんな社会だからこそ少年野球を通じて人間形成を築いていかなければならない。
ここは日本。
アメリカやヨーロッパではない。
挨拶出来ない人間、心使いや気遣いがない人間は社会では通用しません。

リーダーシップの取れる人間。
監督としてこだわるところです。

2011年1月3日月曜日

2011




















新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

地元のフリーペーパー冊子『グラコム』の新年号に我が北見グリーンジャガーズが掲載されています。
もう見た方もたくさんいらっしゃると思いますが・・・
職場の同僚にも「見たよ~」と声を掛けられました。

これで新入団員が増えれば嬉しいですね☆

今年も子供たちのために楽しく前向きに明るく考え七福神に来てもらえるように頑張って行きたいと思います。ご協力お願いします。