コーチとして、時には選手を叱ることもあるでしょう。
当然です。
しかし、「怒る」と「叱る」の大きな違いに気付いている、あるいは使い分けている指導者が、プロも含めて日本の野球界にどれだけいるのでしょうか・・・。
「怒る」は感情を表に出すことであり、コーチのストレス発散でしかない。
私はそう思います。
選手はとにかくその場から逃げようと「ハイ、ハイ」と返事をする。これでは真意も伝わらず、何の進展も根本の成長もありません。
一方、「叱る」は情熱や愛情を持って、相手を説得することではないでしょうか。
コーチは感情を抑えて話をするので、それだけストレスがたまるかもしれません。
しかし、選手はきちんと聞いてくれるはずです。
また、叱るときに大事なのは、選手と目線を合わせること。
子供のころによく遊んだ場所が、大人になって「こんなに狭かったかな?」と感じた経験がありませんか?
それほど、子供と大人では目線が違うのです。
それもわかったうえで、叱りたいものです。
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