2011年4月26日火曜日

北海道スポーツセミナー報告vol.4

片足ジャンプでは・・・

問題点は・・・
・下肢の三関節が直列でない
・膝が内側に入っている
・膝関節の屈曲に比べて股関節が立ったまま(これでは下肢の三関節で発揮出来る力の大きさが
 非常に限られてしまう)
・バネとして機能しない
 そして結果的に何が起こるかというと直線的な移動でなく横にボヨンボヨンと体を切りながら横に 
 進んでいく動作になってしまう

良い動きとは・・・
・重心が支持足に寄ってくる
・下肢の三関節がピタッと決まって地面をしっかり押せる直列なポジションに入ってくる
・適度な屈曲姿勢が取れているために大きなバネが発揮出来るところにいる
 結果的には一貫性があるジャンプが出来ていて地面を力の方向に押すことが動作の中で出来る 
 こと

NBAスター選手マイケル・ジョーダンの飛ぶ直前はどうかというと・・・
・見事に下肢の三関節が働くポジションを直列に取っている
・股関節は小さく深く沈み込み屈曲させている
・重心が支持足に寄ってバネの上に重さを乗せることでより硬いバネを強くかきたてるための準備
 を行っている
・片足でも下肢の三関節が直列に働き合うことが非常に重要であることがわかる

つづく

いいチームとは!?

チームの強さを計るのはそんなに難しくはありません。

''散らかり放題''の工場。
指摘されると・・・
我々は長年このやり方で業界トップで来たんです
と聞く耳を持たない。

電話の対応では社名のみで自分の名前を言わず仕事をする。
業界のトップの慢心で末期の企業へと変化をもたらす。

そんな会社のトップは会社よりも自分が大事である。
私欲みたいなものが表に出てきた。
野望みたいなものが表に出てきた。
結局多くの社員が職を失った。

こうならないためには改革が必要となってくる。
しかし・・・
内部の人間を次のトップにしたら改革が出来ないのではないか。
伝統があるから「今までのしきたり通りでいい」となってしまう。

今までのやり方を肯定して役職が上になっている。
''改革''は今までの経歴を否定することになる。
だから内部からの改革は難しいと思う。

自己否定なくして改革はない

全職員の特技は企業理念の暗記。

戦時中の社是はあったそうですが
社是とは・・・会社や結社の経営上の方針・主張

社是としてあったものをみんなが理解してみんながこれを大事にしなかったというのが問題。

企業理念を定め、その実行の為に社員一人一人が何をすべきか個人の役割を明確化にした。

責任を持たせる。

企業理念を考えながらこれが前提にあれば間違った方向に進まない。
職員に役割と企業理念を与えることで名門が蘇った。

企業理念
一番大事なのは儲けることよりも自分の会社がどういう存在であるのか「会社としてこう考えている」ということをまず社員に伝えることが大事。
共有するということ。

自分がやっている仕事にリスペクトや''やりがい''を持つこということ。
そういう人間は強い。
どんな職種でも同じこと。

みんなが''方向が同じ''強いところ。

どんな組織でも常に内部で抗争が起こっている。
公正と変化を嫌う既得権益層が勝てばその組織は衰退し、やがて崩壊する。

強さと優しさの象徴。

会社があるために何が一番大事なのか。
会社利益がなければ継続出来ないが利益を生み出すためには「会社はこちらに向かって行く」と目指して進んでいくものがなければいけない。
これが一番大事。

これはある企業の実話の話ですが少年野球でもリンクする部分はあると思います。

2011年4月19日火曜日

入団募集☆

父兄の皆さん

少年野球は青少年の健全育成を目的とし「野球が大好き」という心を育てなければなりません。  
お子さんがチームスポーツの中で仲間を大切にすることや小さな成功体験から喜びを感じ取り、同時に小さな失敗体験を通じ、準備を怠る怖さや継続することの大切さを身をもって学びます。
子供達が本当に野球を「楽しむ」と言う事は「できなかった事ができるようになる事」です。
野球に携わる指導者として子供達には物を大切にすること、心を合わせること、将来のために体の使い方とバランス(重心と拇指球)、正しい身のこなしまた、真っ直ぐに立つ「軸」作り!「股関節」の柔軟性!「足首の使い方」など・・・を伝えています。
 
野球は失敗のスポーツです。10回中3回ヒットを打てば一流と言われます。あとの7割は失敗です。今、失敗しても良いのです。失敗させないように小さなプレーをさせるより失敗しても大きなプレーをさせた方が良いと考えます。
 
技術よりも心を育てていくことを重視しています。体がまっすぐ!心がまっすぐ!
 
一番の主役は子供達です。

2011年4月18日月曜日

たばこの問題

※平成22年度発行※

この文章は自分が愛読しているサイトのメールマガジンから切り取ったものです
私自身も5年前までは愛煙家で10年以上も吸っていました
今は禁煙者として違った角度からたばこを見られるようになりました
皆さんにも文章を読んで頂いて何か感じてもらえれば幸いです
決してグリーンの父母のマナーが悪いとは言っておりませんので誤解を招かないよう願います
  

 たばこの問題 
たばこを辞めて何年経ったかなぁ~
今では「吸いたい!」という思いすら湧いてこない状況!

あの「煙」は吸っていない人からすると、
息が出来なくなるくらい苦しいものです。

そうは言っても私も吸ってたあの頃・・・
「うまかったなぁ~!」

20年前のアメリカ・アリゾナ教育リーグ!
日本から参加したプロ選手の半数以上は喫煙者でした。

ホテルからバス移動でグランドに着くと、なぜか吸いたくなります。
しかし灰皿はグランド&ロッカーにはないので、空き缶探し!
そして「プカ~ァ~!」

その光景を見ていたアメリカの関係者は、
日本選手の姿を見てかなり驚いていました。

「こっちの選手はほとんど吸わないよ~!」


現在、日本の野球選手の喫煙率はかなり下回っていると聞きます。
しかし、いまだに監督・コーチ・スタッフも含めると
喫煙率は高いかもしれません。

「体に良くない事はわかっているのに・・・」
「精神的に楽になるから・・・」

立場によって理由は様々です。

日本の法律では二十歳になるまでタバコを吸ってはいけません。
だから子供は吸ってはいけません。

あ~それなのに、それなのに!
煙は幼少の頃から吸っています。
定かではありませんが、医学的にも煙の方が体に悪いと聞いた事があります。


さて・・・
少年野球の現場はどうでしょうか?

数人の関係者に聞いてみました。
実際には、あまりチームで取り決めが出来ていない・・・との回答!

「灰皿があるところで・・・」
「携帯用灰皿に・・・」
「ミーティング中は吸いません」


私の可愛い後輩は「試合中は吸うの?」の問いに

「すいません!」と謝った(笑)
「吸いません!」かと思ったのに・・・(笑)

ちなみにプロ野球OBのリトルシニア監督にも聞いてみました。
全国大会にも良く出場し、日本一にも輝いています。

グランド内は一切「たばこの匂い禁止!」だそうです。
「匂い」と言う所に「こだわり」を感じました。
試合中は「ベンチから離れるのも禁止!」との回答!


もう一度子供達のために「たばこを吸う場所」や「タイミング」について
話し合ってみてはいかがでしょうか?


「テレビゲーム」と「野球の練習」
 どっちが大切だ?・・・と子供によく聞きます。


「たばこ」と「僕たちの健康」
 どっちが大切なの?・・・と子供に聞かれたら・・・?
 
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

以前配布させて頂いた「たばこの問題」の文章です。
平成22年130日の佐藤洋氏の講習会でも「たばこ」の話になりました。

残念ながら昨年緑小学校で練習試合を行った際、相手チームは分かりませんが吸殻が落ちていたと過日教頭先生から注意されたことがあります。

吸うことが悪いんじゃない・・・選手のいるベンチのすぐ横でプカプカ、学校教育の敷地内で吸うことは大人の勝手な都合だと思います
学校の先生が授業中に教室で吸ったり体育の時間にグランドで吸っていたら大変な社会問題となるでしょう
なのに少年野球関係者だけはいいのでしょうか?

子供たちとたばこは何も結びつきません
将来の子供たちのために行動を取りませんか?
子供たちは何も言いませんが見ていますよ♪

父母会会長の奥さんから聞きました
先日の練習試合の際、お父さんが他の親を連れて校門の前で吸ってくれたそうです
傍から見たら格好悪いかもしれませんがとても意識の高い格好の良いタバコの吸い方だと思います

考えとして学校の敷地外に一歩でも出てくれればいいのです
これからもどんどん仲間を増やして下さいね☆

4月29日北光クラブの指導者に学校教育の場ですので吸殻に注意して下さいとお願いしたところ快く二つ返事して下さいました。

選手には日頃野球選手としての意識の高さを語っています。
意識の高さは子供だからと言って関係ありません
私たち北見グリーンジャガーズの父母も意識の高い行動を取りたいと思います。

余談ですが神奈川県の相模原市では10年以上前から会議室や子供たちの前では絶対たばこを吸わないそうです。

高校野球の聖地甲子園を始めとするプロ野球の各本拠地ではどこも禁煙ですよ


2011年4月17日日曜日

活動を通して…

集まった野球用品たち。

数は本当に集まったのだろうか???
もっともっと集まっても良かったのでは・・・何て欲が出ます。

私自身が10歳から関わって現在指導者として恩返し中の野球はどれだけの力と可能性を秘めどれだけの人や物を動かせるのか。
自分の行動力でどれだけの人と物とお金を動かせられるか。

戦後の復興は野球だとある記者が言った。
野球世界一を決めるWBCでは2連覇中。
日本では国技に近い。
同じ高校の部活でも高校野球は全国生中継で放送されるように国民の注目と関心度が全然違う。


今回の取り組みでは被災地の子供たちのことを優先に考えました
活動していくうちにだんだん『野球』の力を試し力をその借りて結果を見たくなりました。

今回の活動を通して自分自身考えさせられることばかりです。
これはボランティアであり自分自身への負担は大きかった。
話すべきではないかもしれませんが。
野球用品の回収のため近隣市町村へ自分の足で周りました。
金銭面や配送手段は覚悟の上、行動しました。
家族には迷惑を掛けましたが今始まったことではありませし後悔はまったくありませんでした。

野球の神様は自分を捨てなかった。
金銭を支援してくれる方。
配送を格安で支援してくれる方が現れてくれました。
『野球』の力は人と人を結び繋いでくれました。

野球を通した活動の結果的判断はまだ先に延ばそうと思う。
もう少し『野球』の力を見ていたい。

2011年4月16日土曜日

支援用野球用品のお礼

3月28日付の経済の伝書鳩に提供の呼びかけの記事を掲載してから近隣市町村から多くの野球用品が集まりました。

この場を借りて謹んでお礼申し上げます。

集まった野球用品は新品から洗い磨かれたものまで多数でした。
内訳をお知らせします。

グローブ67個
ボール344球
バット90本
スパイク8足
バック8個
練習着等54枚
キャップ16個
ソックス等28足
バッティンググローブ4双
ヘルメット2個
ベルト6本
レガース1式
テニスボール32球
現金
応援メッセージ2件
収納袋3枚


提供者に理解と承諾を得てブログに名前を紹介させて頂きます

岩渕 敏幸様
森 雅弘様
根本 一様
山崎 サヨ様
畠山 みほ様
女満別高校野球部様
杉本 鐵男様
坂上 弘様
小西 肇様
佐々木 様
東相内中学校野球部様
アスリート網走支店様
中嶋 勇一様
田中 豊彦様
イワハシ シゲル様
工藤 謙行様
美幌旭ベースボール様
中山 善昭様
小笠原 信之様
中澤 伸一様
斎藤 悦子様
吉村 義正様
北見消防野球部様
留辺蘂ジャッカルズ様
橋本 道彦様
伊藤 颯杜、準祈
福島 博様
美山イーグルス様
北見緑陵野球部後援会様
大西 豪様
訓子府KL球友父母の会様
中村 真之介様
松本 翔汰君
依田 翔太君
赤城 優太君
横山 若葉さん
岩本 颯太君
随行 研吾君
ミズノ 様
ハタケヤマ 様
グリーンジャガーズ様
匿名希望の皆様

順不同

2011年4月13日水曜日

被災地に野球用品が届きました
















全国から集まった野球用品。
グローブは200個集まったそうです。
MFT佐藤氏と支援者の2名が代表して被災地に届けて下さいました。

















宮城県石巻市、東松島市は学校の先生が窓口となって各学校の先生を通じ子供たちに届けられるそうです。
南三陸町は4箇所の避難所に野球用品を届けてくれました。

















道路事情の影響で岩手県大船渡市には行けなかったようで後日宅急便にて知人を介し
野球用品が届けられました。

















野球経験者ではない小さな男の子、女の子もすぐにグランドでキャッチボールをしたそうです。
















子ども達も皆さんから預かった道具を手にし喜んでくれたそうです。

佐藤南三陸町長
道のりは遠いですが復興のため頑張って下さい。

第二便出発
















昨日善意で集まった野球用品を集約者の元へ送りました。
今回も前回同様皆さんの『心』がこもった品々です。

本当にありがとうございます。

スパイクをキレイに洗ってくれて・・・
グローブのレースを全部交換してくれて・・・
グローブにオイルを含めた手入れをしてくれて・・・

魂が入っていました。

2011年4月10日日曜日

被災地報告

先ほどMFT佐藤氏から電話連絡がありました。
無事全日程を終え野球用品を被災地に送り届けましたとのこと。

早速南三陸町の子供たちはグローブとボールを持ってグランドでキャッチボールを行ったようです。
中には野球未経験者もいたそうです。

何とも喜ばしいことです。
現地はとても悲惨な状況だったようですが皆さん心は前向きに明るかったようです。

自分も微力ながらこれからも尽力させて頂きます。

野球用品提供者の皆さんありがとうございます。

2011年4月5日火曜日

第一便出発
















支援用野球用品の提供回収を始めて本日ある程度まとまりましたので、第一便を取りまとめ場所に送りました。
8日が最終締切日なので集まった用品と数は改めて報告させて頂きます。

新品からキレイに洗ってくれた程度の良いものばかりです。
犬が拾ってきた大量のボールを将来提供するのが分かっていたかのように事前に磨いてくれた方がいました。

今回の運動で自分自身が野球というスポーツを介し人と人のつながりを東日本大震災を通じて感じています。
近年、人間不信になるような事件や事案が後を絶ちませんが人間まだまだ捨てたモンじゃないです。






















眠っていた野球道具たち。
復興のため、子供たちのためにもうひと花咲いて下さい。

2011年4月2日土曜日

被災地での卒業式

http://mft.jp/blog/index.php/archives/1747

佐藤洋氏のブログに紹介されました自分も面識のある大船渡市菅原さんからの近況です。
現状はまだまだまともな生活をされていません。

忘れられない忘れることが出来ない小学校の卒業式・・・
校長先生の『言葉』が心に強く響きます。

「人は支え合いながら生きていく事を学びましたね」

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

「人は支えながら生きて行く」

知識としてではなく、体験として学んだ今回の震災は
子ども達を逞しく、強い人間に育ててくれると信じています。

今、何事もなく野球が出来ている子ども達には
その環境が当たり前ではないことを・・・

大人の方々には勝ち負け以上に大切なものを
野球を通じて子ども達にどう伝えるかを・・・

「心」があるのであれば、誰しもが気づき
誰しもが変われるはずです。

被災地の子供たちへ
もう少し待っててね。
北海道北見市から少しばかりの野球道具が届くから。