基本的な分かりやすい動作として『連続垂直飛び』で説明。
着地地点で何が必要なのか?
ジャンプというのは下肢の主要三関節(股関節、膝関節、足関節)
この3つの大きな関節が大きなバネとして機能して屈曲伸展を繰り返すバネとして機能した時に初めて効果的に連続垂直飛びが成り立つ。
このときに必要なこと・・・沈み込んだ時に下肢の主要三関節が適度に屈曲姿勢を取れていることが非常に大切で股関節、膝関節、足関節の3つの関節がどういうポジションにあるのか?これによって次にどういう風に地面を押せるかが決まってくる。
どういうポジションが一番良いポジションかというと下肢の主要三関節が伸展する時の仕事量の総和が最大になる伸展ポジションが理想的であると言える。
ところがただ飛んでいる、一生懸命10回飛んでみなさいと言われ頑張っている感を求めて飛んでいる選手はたくさんいるが主要三関節の屈曲角度が浅い、膝関節だけが大きく曲がっている、後ろ体重になっていて結果として三関節の仕事量の総和を大きく出来ない。
ジャンプが一貫した動きにならない
沈み込み時に膝が前に出すぎると痛くなる原因になる。
膝蓋靭帯炎を起こしやすい選手は大人になっても起こしやすい。
成長期過ぎても起こしやすい選手はほとんどこういう動きをしている。
こういう動き方を意図的に直していかないと良い動き方には結び付かない。
意図的に行っていく必要がある。
何で三関節が大きなバネとして機能しているジャンプの仕方をすると上手く行くのか?
〇股関節の特徴
非常に大きいトルクを持っている、人体の中で一番大きなトルクを持っているのは一般的には股
関節、力発揮に非常に優れた伸筋部を持っている、身体重心に近いところに位置している、重心
との間に大きな関節がなく直接的に重心に対して加速度を与えられるという利点がある、非常に
安定した動きで力の発揮方向が多彩でどの方向に対してもでも大きな力を発揮できる。
〇膝関節の特徴
股関節よりは小さいが大きなトルクを持っているのが特徴、身体重心は股関節よりも遠い、筋や
腱が長くスピードの発揮にも起点となる伸筋群を持っている、大きな力の発揮は伸展、屈曲によ
り一方向のみ。
〇足関節の特徴
伸筋、靭帯最強の賢者アキレス腱を持っている、非常にスピード発揮に優れた特徴を持った関
節、股関節から膝関節の筋伏の力発揮に優れた筋群に囲まれた関節から筋の流れスピードの
発揮に優れた筋群を持つ関節への連鎖、膝関節・足関節のような筋の長いスピードの発揮に優
れた筋を持つ関節群への連鎖が強力な加速運動として爆発的な力を発揮を可能にする。
つづく・・・
田中〇介選手と〇ルビッシュ有選手いわく体力トレーニングをいかに野球動作に結び付け反映させるか常に考えているそうです☆
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