2011年8月30日火曜日

助け合いの心

子供たちに伝えたいことの一つにカバーリングという動きがあります。

例えば塁上にランナーが1人もいないか、ランナー一塁のケースで内野にゴロが転がった場合は、キャッチャーは一塁ベースへのカバーリングへ走ります。

そこへカバーに入っていれば、セカンドからの一塁送球や併殺プレーでの一塁送球がそれたときにランナーの進塁を阻むことができます。ショートゴロ、サードゴロでも。同時にライトもカバーに入っており、角度的にキャッチャーの方向へ送球はそれる可能性は極めて低いのですが、一塁手がグラブで弾いたボールがくる可能性もゼロではない。

プロの世界ではほとんどというほどは滅多にありません。
しかしいつミスるか分からない。
保険なのかもしれません。

油断は遅れを招き、遅れはミスを招きます。常に準備を怠らないことが、プレーの確実性を高めてくれるのです。

無駄かもしれないが無駄にではない助け合いのプレー。。。

2011年8月26日金曜日

他の競技から学ぶ

ミニバスの試合は10人いないと成立しないそうです。
なぜ10人いないと成立しないのでしょうか?
中学校以降は5人いればいいそうですが。

選手は1~4クウォーターの中で3回までしか出場できず必ず1回は休まなくてはならない。
試合中各クウォーター1回と決められたタイムアウト時でしか選手交代できずボールがラインを割った時には交代できないとのこと。
大人とは同じ競技でありながら若干ルールがあるようです。
それは試合に出場する機会を多く与えるために決められたルールです。
バスケの歴史は分かりませんが少年野球より画期的な考えです。

みんな試合に出た方が楽しいに決まっています。
試合出ることで更に子供たちの意欲が出てくるのに・・・
技術や人間性しか見ずプレーヤーを限定するのは間違っていませんかね?

アイスホッケー少年団でも出続ける選手は将来伸びないそうです。
アイスホッケーという競技は短時間に集中してプレーするもので選手は体力を考え1試合のプランを考えながらプレーするものではないそうです。

一生懸命やっているのに報われない。
指導者は自分の足元ばかり見ずちゃんと先を見据えないとなりませんね♪

将来をしょって立つ日本のスポーツ界の子供たちにためにも。

2011年8月20日土曜日

☆誕生日★

今さっき家に帰ってきました。
用務があり札幌日帰り・・・さすがに疲れました。
















しかし行ったついでに日本ハムVSオリックス戦を観戦して来ました。
今年初めてのドーム観戦♪半額のビールを我慢しての観戦↓

でもダルビッシュを見れたからいいかな(球速ッ)
今日は球が上ずっていて、鶴岡捕手との呼吸も合っていない印象を受けました。
なんかマウンドで苛立っている感じがしました。

試合はなかなか見れないサヨナラ押し出し四球で日本ハムの勝利!

話は変わりますが今日は私の36回目の誕生日
そして今日からトリトン旗1回戦 VS端野スワローズ
監督にBirthday勝利下さいな。
















2011年8月12日金曜日

たくさん遊べ♪




















最近父母会の父兄の力が結集し新入団員や見学者が増えてきています。
大変ありがたいことです。
やったことがなものを教えることは非常に大変ですが一人でも野球の魅力に魅せられれば幸いです。

ここ数年元プロ野球選手、球団トレーナー、スポーツ指導者など人との出会いがあり少年野球の指導者が子供たちに何を伝えなければならないかを教わっています。実態はまだまだ勝利優先主義が先行し健全な青少年の育成には程遠いが・・・

怒られるかもしれませんが低学年にはもっともっと外で遊んで欲しいと思います。
学校の休み時間では鬼ごっこ、かたき、アスレチック、遊器具、ドッチボール、サッカー、バスケットボール等の球技、家庭では休日に家族の方とキャッチボールするとか家族でキャンプに行き木登り、川遊び、昆虫採集、身体や五感を使って力いっぱい体を動かして下さい。今から野球の型にはまり過ぎると小学生時代は反復動作で上手くなっても中学校以降にたくさん遊んだ子たちとの差はなくなり抜かされる可能性が出てきます。そういう遊んだ子は矛盾している思われるかもしれませんが必ず野球も上手くなってしまいます。早く入団した方がいいとは言えないんです。

指導者としてすばっしこい子が理想です。そういう子はおのずと守備範囲も広いし早く走れます。体を自由に使いこなせるんです。
跳び箱、逆上がり、マット運動が知らずに出来る子はバランス感覚、力の入れ所、体の使い方が人から説明してもらわなくても出来てしまう感覚なんです。

そう野球は感覚のスポーツなんです。

入団していても家族との時間を大事にして下さい。
小学生としての時間は長いようで思ったより早いです。
小学校の思い出を振り返り野球しか出てこないことのないように。

成功って何だろう?

※佐藤洋氏のブログより※

少年野球・・・
どうしてそんなに勝ちたいのだろう?
なぜそんなにイライラしているのだろう?

大人も子供も協力もしないし
助け合うこともしないし
やる事もやらないで勝てるわけがないのに

それでも勝ちたいと思い、子ども達の体力を考えず
子ども達に怪我をさせてまで
目先の勝利を目指している。

「勝つためには猛練習しかない」

そんな考えは捨てた方が良い。
それよりも、考え方を変えたほうが近道だと思う。

他人の悪口を言い
采配や起用方法に文句を言い
弱い立場の子ども達を怒鳴りつけ、イライラをぶつける。

子ども達は幸せになれるのだろうか?

子ども達に説明もしないで
やって見せるわけでもなく
手取り足取り触るわけでもなく

心を通わせるわけでもなく
ただ怒鳴ってばかりで、延々と説教ばかり・・・

これではスポーツをやる意味合いがズレてしまう。

皆、子ども達が幸せになることを願っているはず。
幸せってなんだろう?

野球が上手になること?
大会に勝つこと?
甲子園に出ること?
プロ野球選手になること?

高校野球で引退すれば18歳
大学野球で22歳
社会人野球で20台後半
プロ野球でも成功すれば35歳まで
それもほんの一握りの選ばれた人達だけの話・・・

憧れのプロ野球選手になれたとしても
二十歳そこそこでクビになる選手がたくさんいる。

成功って何だろう?
もっと「野球」より大切なものがあるのでは?

「野球を通じて何を学ぶか」

ここに野球をやる意味合いが隠されてはいないだろうか?
野球の神様は、そのことを学んで欲しくて
野球というスポーツを与えてくれてはいないだろうか?

私は「野球」を通じ、たくさんに人と出会い
「協力すること」
「助け合うこと」を学ばせていただいた。
だから野球を人一倍大切にしたいと考えている。

私の高校時代の恩師は
「人を育てる」という教えを柱にして、多くのプロ野球選手を輩出した。

最近では楽天の嶋捕手が、試合前の挨拶で
素晴らしいスピーチで人々に感動を与えている。
私は驚かない。
なぜならそういう教育を受けてきたから・・・

そこが一番大切なポイントではないだろうか?

私は出来の悪い人間。
それは自分が良くわかっているつもりだ。

ただ前途多難、いばらの道だが
「人の役に立つ人間」になりたいと、そこを目指している。

それができれば成功!
出来なかったら失敗!

勝ち負け以上に大切な物があることを、子ども達に伝えたい。

大魔神野球教室
















先日北見青年会議所主催の中学生の投手を対象にした野球教室が東相内中学校で行われました。ご存知のように同日夕方に行われた東日本大震災の支援チャリティーのため横浜-マリナーズで活躍された大魔神こと佐々木主浩氏が来北されました。

野球教室では佐々木氏の傍にいさせて頂き時々談笑(駒田さんのこと、近くに少年野球を指導しているイチローのこと等)しながら34名の投手に対する指導見て自分の引き出しを作らさせて頂きました。佐々木氏のアドバイスは1つに限定したものが多く、基本に忠実であり体の原理原則に沿った内容でした。
今後の参考にさせて頂きます。

参加者の中には私が携わったグリーンのOBがいましたよ♪
こういう催しに野球の核となるポジションの選手がいることは指導者冥利につきます。
高栄中・・・リクト、ユウト、当日は不参加だったイツキの投手組とキャッチャー候補のリョウスケ
東相内中・・・ハヤト、ソウタの投手組。
みんな頑張れ!